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ANA 国際線 羽田からオーストラリア・シドニー便 B787-9(B789)プレミアムエコノミー 搭乗記




一時帰国で日本に長期滞在、9月下旬にオーストラリアに戻ってきました。羽田からシドニー間搭乗したANA国際線(プレミアムエコノミー)のことをメモしておきます。

往復でチケットを予約したのは2022年1月。エコノミーで変更取り消しなど柔軟性が高いものとそれほど料金が変わらなかったのでプレミアムエコノミーにしました。

フライト前にPCR検査の陰性証明書など用意する必要がないのは楽でした。

羽田空港到着からフライト出発まで

ANA チェックインカウンター

羽田空港国際線ターミナル(第三ターミナル)は本当に人が少なく、お店も半分以上閉まっている感じでした。ANA出発ゲート近くの免税店でヨックモックの詰め合わせなどお土産(&自宅用)を買えました。

フライトは午後10時20分出発予定、オンラインチェックインは前日に済ませていましたが、早めに5時半ごろ羽田空港に到着。チェックインカウンターは思ったより早く6時頃にオープンし、スーツケースを一つ預けました。無料で預けられる手荷物はエコノミークラスと同じ23キロの荷物を2個まで。

機内に持ち込むキャリーケースの重さは測られませんでした。そういえばANA国際線で機内持ち込み荷物の重さを測られたことありません、でも預け荷物の重量制限は厳しく制限の23キロ少しオーバーした際はその分段ボール箱に詰め替えなくてはなりませんでした(小さい段ボール箱はANA側で用意してくださった)。

あと、ANA国際線 手ぶらサービスというのを今回初めて利用したので、チェックインカウンターでは前々日に日本の自宅から送った3つの手荷物(預け荷物)の確認。「航空手荷物控え」は後ほど搭乗ゲートのカウンターで受け取り、荷物の受け取りは検疫が必要になるシドニー国際空港になります。

ANA tebura service eye catch

セキュリティチェック 出国審査

人が少ないので、セキュリティも出国審査も並ばないであっという間。出国審査、オーストラリア人夫が有人カウンターへ行く必要があったので私もそちらで出国スタンプをパスポートに押してもらいました。何かとパスポートに日本出入国のスタンプはあった方がいいかなと思うんですよね…。

Duty Free Shop Centralでお土産購入

出国審査を終え、ラウンジへ行く前7時過ぎごろANA搭乗ゲート近くにある免税店で最後のお土産購入。買ったのはヨックモックの詰め合わせやシガールなどほぼヨックモック商品。でも日本でのお買い物はこれで最後だと思うと、白い恋人、虎屋の羊羹や梅干しなどなどあれこれ欲しくなります(笑)搭乗時間近くにもう一回覗こうと思ったら閉まっていました。

ANA Lounge (ANA国際線 羽田空港第三ターミナル)利用

免税店での買い物を終え、ANA運航便をプレミアムエコノミーで利用することでも使えるANAラウンジへ。

ANA 羽田空港 ラウンジ
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/lounge/international/hnd/

カウンター席、ゆったり座れる一人用ソファー席などたくさんあって、広いです!ターミナルは人が少なかったのにラウンジは結構人がいました。(羽田空港であまり写真撮らなかったんですよね、もっと撮っておけば良かった…)ダイニング・バーから一番遠い窓近くの空いていたソファー席へ。

ANAラウンジの飲み物

スパークリングや白赤ワイン、ビール、日本酒その他色々揃っています。

ANAラウンジの食べ物

ビュッフェカウンターには使い捨ての使い捨てビニール手袋が置かれていました。ディスペンサーに手をかざすと、送風で手袋の口が開いて着用しやすくなります、すごいですね〜。しかしあまり使われていませんでした。

サンドイッチやおにぎり!お稲荷さんなどもあり。おにぎり嬉しい小さいサイズです。

フライトでの夕ご飯を美味しく食べたいので、ラウンジではあまり食べないようにと思っていたのですが、つい、ANAオリジナルカレー、梅干しおにぎり、お稲荷さんとか食べてしまいました(汗)

ANAラウンジのヌードルカウンター

ヌードルカウンターでは、どうしてもとんこつラーメンを味見したくてオーダーしてみました。普通のラーメンの4分の1くらいの量かな、美味しかったです!こちらのカウンターではおそばやおうどん、豆と野菜のトマト煮込みカレーなどもオーダーできます。

搭乗からシドニー国際空港到着まで

搭乗

搭乗ゲート近くのカウンターで、ANA国際線 手ぶらサービスの「航空手荷物控え」を受け取り、グループに分けてのスムーズな搭乗、Group3で後の方でした。

ANA国際線 プレミアムエコノミー 羽田からシドニー便 

機材

機材はボーイング787-9(789)。全246席、プレミアムエコノミーの座席は14席。

プレミアムエコノミー 座席

予約時の座席指定通り16列H&Kの席でした。プレミアムエコノミーの1列目(15列)は前方かなりスペースが広くていいですね、わたしが予約した時点(1月)で既に二人並んではとれませんでした。

(ANA公式ページのシートマップ

このフライトではプレミアムエコノミークラスは満席、エコノミークラスは、見た感じ60%〜70%くらい?埋まっている感じでした。


座席のシートピッチ(座席間隔)は約97センチ、座席幅は約49センチでゆとりがあります。エコノミークラスのシートピッチが86センチなので11センチの差です。

フライト中レッグレストを上げて脚を上げていられるのが本当に楽です。年を重ねるごとに体力低下を感じ(汗)飛行機での長距離移動がだんだん億劫になっていますが、プレミアムエコノミーの座席だとやはり疲れ方が全然違いますね。

レッグレスト

ANA公式ページからお借りした写真↑

スリッパとヘッドフォン(ソニーのノイズキャンセリング)が備わっています。アイマスクや耳栓、歯ブラシ、歯磨き粉などは、離陸後水平飛行に入ってすぐにCA(キャビンアテンダント)の方が持って周ってきて欲しければ受け取ることができます。この時ビニール袋に入ったおしぼりと、オーストラリアの入国カードも配られます。

夜便で照明が暗くなってから便利な、方向が自由に調節できるパーソナルライト。モニターは11インチタッチパネル式で大きめ、USBポートあり。ユニバーサルタイプのPC電源もあったようですが気が付きませんでした…。

プレミアムエコノミーの座席は翼の上前方で飛行中の窓からの外の眺めは3分の1くらい遮られる感じです。

トイレは後方のエコノミークラスのものを利用。

プレミアムエコノミー 食事

プレミアムエコノミーの食事はエコノミーと同じ。羽田を離陸後、1時間くらいでディナー。飲み物は赤白ワイン、ビール、ソフトドリンクなど色々選べます。

Aうな玉丼か、Bとろとろ玉子のオムハヤシから選べました。2022年9月から11月の羽田シドニー便はこのメニューのようです。

わたしはうな玉丼!を頂きました。コロナ前はジェットスター、カンタス、シンガポール航空などを利用することが多かったので、ANAの機内食(とサービス)に感動です。日系の航空会社はやっぱり良いですね。

デザートはハーゲンダッツのバニラアイスクリームにコーヒー、紅茶や緑茶など。


フライト中1食目のサービスが終わってから、2食目のサービス前まで、プレミアムエコノミーメニューから軽食やドリンクを頂くこともできます。夜中にビジネスクラスセレクションのシャンパンやデザートも勧められました、ちょっと贅沢な気分が味わえます(お腹いっぱいで食べられませんでしたが)。

夕食後機内の照明が暗くなってからも、定期的にお水やスナックを持ってCAさんが周ってくれていました。

CAさんが、食事時以外はマスク着用お願いのカードを持って機内を周り、マスクをしていない人にそのカードを見せていました。

朝ごはんは着陸2時間前くらい、ポテトサラダとハムのクロワッサンサンドが美味しかった。あとはフルーツとヨーグルト、キットカットにオレンジジュースやコーヒー、紅茶、緑茶。

機内エンターテインメント 映画

わたしは夜便でもあまり眠れないので、オーストラリア日本便では通常2〜3本映画を観るのですが、今回のフライトでは『Everything Everywhere All At Once』という映画一本だけ観ました。

全米で大ヒットを記録しているミシェル・ヨー主演のこの映画、複数の世界が並行して存在するマルチバースに飲み込まれた女性…破茶滅茶な感じがすごい、面白いけど訳わからない(笑)もう一度じっくり観てみたいです。うん、良い映画だと思う。

シドニー国際空港到着

ほぼ定刻通り、晴天のシドニー国際空港へ到着。あまり揺れず快適なフライトでした。

飛行機を降り、入国審査へ進みます、予想以上に混み合っていました。最初はオーストラリアパスポート保持者以外の長い列へ並ぶように言われましたが、パスポート(日本の)をチェックされオーストラリアパスポート保持者と同じ列へ並ぶよう係の人に案内されました。

自動化ゲートを通り、羽田空港で預けた荷物1つと、ANA国際線 手ぶらサービス利用分の荷物3つをターンテーブルで無事ピックアップ。

その後の検疫の列に並んでる時間が長かったです、30分くらいだったかな、いくつかのフライトが同じ時間帯に到着したのかもしれません。検疫スタッフの方は、もうコロナ前と同じ!通常運転って言ってました。

荷物を開けられたくないので、日本出発前に食品やひっかかりそうなものは全て英語でリストアップしてプリントアウトしていました。その紙を検疫スタッフに渡すと、さっと眺めてOK!でした。梅干しとか糠床とか無事持って帰れて良かった。

国内線乗り継ぎがヴァージン・オーストラリアのフライトなので、国際線ターミナル内にあるヴァージンのチェックインカウンターでチェックイン、荷物を預けました。身軽に国内線ターミナルへ移動。移動は航空会社の無料シャトルバスを利用しました。

おわりに

前回、2020年にオーストラリアに戻ってきた時はシドニーのホテルで2週間の強制隔離。シドニーへの民間航空機は検疫の都合上乗客30人までとかで国を跨いでの移動が本当に大変でした。

みんながマスク着用している日本から戻ってきて、シドニー空港ではマスクをしていない人が多くびっくりしましたが、わたしも数日でマスクほぼなしの生活に。

日本入国規制も緩和されてきましたし、あとは航空券の価格がコロナ前と同じくらいに戻り、日本一時帰国や海外旅行がもっと気軽にできるようになると良いなと思っています。