2024年4月から6月にかけてアメリカ経由でヨーロッパ旅行をしました。
本記事では4月のサンフランシスコ3日目の様子をお届けします。
今回の旅の概要は【まとめ】記事をご覧ください。
目次
Big Busツアーのチャイナタウンウォーキングツアー
疲れが溜まっていたので朝は10時と遅めの起床。でも頭痛は治まりました!ホテルの朝食でしっかり腹ごしらえをしました。
2日間有効な乗り降り自由な観光バス(Big Bus)のチケットにはウォーキングツアーが含まれています。ホテル(フィッシャーマンズ・ワーフにあるHotel Riu Plaza Fisherman’s Wharf)から徒歩すぐの所にあるBig Busのオフィスで、午後1時からのチャイナタウンウォーキングツアー参加の手続きを済ませます。
親切なスタッフのおかげでスムーズに次のバスで2階の最前列の席に座ることができ、集合場所へ向かいぎりぎりウォーキングツアーに間に合いました。
このツアーでは、わたしたちの他はインドからのお子さん2人連れの家族4人だけで、プライベートツアーのような和やかな雰囲気。
ツアーガイドさん、彼は10年この仕事をされているそうで、知識・経験豊富でお話上手なガイドさん。サンフランシスコ、チャイナタウンの歴史や文化について多くのお話を聞くことができました。1906年のサンフランシスコ地震と復興、狭い住居環境と公園の重要性についての説明も興味深かったです。
チャイナタウン(中華街)散策
ガイドさんの説明を聞きながら中華街散策を楽しみました。
サンフランシスコのチャイナタウンは、1850年代のゴールドラッシュにより形成され、160年以上の歴史を持っています。北米で最も古く、アジア以外では最大の中華街として知られています。
壁画(ストリートアート)
サンフランシスコはパブリックアートが盛んで壁画が多いですが、チャイナタウンにも迫力の壁画がたくさんありました。新しいアートもどんどん増えているそう。
ブルー・スリーを描いた壁画もありました。1940年11月27日にサンフランシスコで生まれその後香港で育ちました。彼の壁画はサンフランシスコのチャイナタウンにおける中国系アメリカ人の文化的アイコンとしての役割を果たしています。
メキシコのアート壁画も。
中国の干支一覧表を見ながらの説明
Golden Gate Fortune Cookies見学と試食
日に1万個以上のフォーチュン・クッキーを手作りしていて、その作業工程を間近で見ることができました。作りたてあつあつクッキーの試食もできました。写真を撮る場合、50セント〜1ドル程度をチップとして渡します。
Golden Gate Bakeryの有名なエッグタルト
美味しそう!このお店、防犯用の鉄格子が設置されていて一見ベーカリーに見えません、営業時間も不規則だそう。「入手困難な伝説的なエッグタルト」のイメージです。
地元民お勧めのレストラン
Golden Dragon Dining 美味しい中華料理店
A1 Cafe Restaurant 小さな、いわゆる「穴場」的な中華料理店
Capital Restaurant 中華料理、アジア料理、ランチスペシャルなどを提供している老舗レストラン
このツアーでは、本記事で書けていないチャイナタウン内の様々な歴史的建築物やお店などのスポットをたくさん見て周りました。
Portsmouth Square(ポーツマス・スクエア):サンフランシスコの景観
ツアーの終盤では中華街に近接しているPortsmouth Square(ポーツマス・スクエア)へ。ゲームで盛り上がっている方々の姿が見えます。
ガイドさんからポーツマス・スクエアから見える有名な建物群について説明がありました:
Transamerica Pyramid(トランスアメリカ・ピラミッド)
このビルの窓は回転し、ビルの中から掃除ができるらしいです!
Salesforce Tower(セールスフォースタワー)(細長いブルーのタワー)
ここでツアーは終了です。ガイドさんへのチップは現金でUSD10お渡ししました。
ケーブルカー乗車:Ghirardelli Square(ギラデリ・スクエア)へ
サンフランシスコの名物の一つケーブルカーは1873年に開業した世界最古の現役ケーブルカーシステムです。
ポーツマス・スクエアから徒歩5分ほどのところにあるUnion Square(ユニオン・スクエア)のケーブルカー発着所から乗車して、フィッシャーマンズ・ワーフ地区にあるGhirardelli Square(ギラデリ・スクエア)へ行くことに。
大人1人USD8、現金で乗車時に車掌さんに払いました。この場合、お釣りが出ないので発着所近くのチケットブースでチケットを購入しておいた方が良いかも。
車内は思ったより混んでいましたが座れました。閉所恐怖症気味のため不安になりかけましたが、外の景色を見ていたら大丈夫でした!20分ほどの乗車。
車両の側面にある「ステップ」と呼ばれる踏み台に乗り込む「ステップ乗車」は経験してみたい!と思う反面ちょっとスリリング…満席時のみ可能な乗車方法です。
ギラデリ・チョコがテーマのギラデリ・スクエアは、ケーブルカーのパウエル・ハイド線Hyde St. & Beach St.から徒歩3分。
Ghirardelli Square(ギラデリ・スクエア)
サンフランシスコで発祥した有名なチョコレートブランド、ギラデリ・チョコレート。1852年にイタリア人移民のドメニコ・ギラデリによってサンフランシスコで創業されました。
ギラデリ・スクエアはギラデリ・チョコレートの工場跡を利用したショッピングモールで、ギラデリ・チョコレートのショップやカフェ、雑貨やツイーツのショップ、約20店舗が集まっています。
美味しそうなチョコパフェは他のお客さんのです!ホテルで朝食食べたのでこの時点でもまだお腹が空かず…。
チョコレート・ショップは美味しそうなチョコで溢れていて、チョコの試食もできました。お土産のお買い物をここでするのも良いですね。
ウォーターフロント散策:San Francisco Maritime National Historical Park
ギラデリ・スクエアの目の前は、San Francisco Maritime Historical Park(サンフランシスコ国立海洋歴史公園)。敷地内には芝生やビーチ、サンフランシスの海事の歴史資料を展示する博物館があります。
カラフルなボートが停泊する風景や、街から約2.4kmの沖合に浮かぶアルカトラズ島(Alcatraz Island)を眺めたりウォーターフロント散策。
アルカトラズ島は連邦刑務所があった島で1963年に刑務所は閉鎖されて現在は建物をそのまま利用して博物館として一般公開されています。今回は行く時間がなかったですが、アルカトラズ・クルーズのフェリーでのツアーも面白そう。
フィッシャーマンズ・ワーフのピア39まで徒歩10分くらい。この道はお洒落なレストランやショップが並んでいます。
フィッシャーマンズ・ワーフのBoudin(ボウディン)でクラムチャウダー
フィッシャーマンズ・ワーフ内にある有名ベーカリーカフェBoudin(ボウディン)。
今日は朝食が遅かったので、ランチはスキップしてここで早めの夕ご飯にクラムチャウダーをいただくことに。
中身をくりぬいたサワードゥ・ブレッドの容器に入ったクラムチャウダーは見た目のインパクトも大、このお店の人気メニューです。
サンフランシスコ名物、ということで食べてみたClam chowder served in a sourdough bread bowl(クラムチャウダー)とDungeness crab melt(ダンジネスクラブメルト)。
もう一度食べたい!と思うほどどちらも美味しかった。
クラムチャウダーは思ったよりさっぱりしていて食べやすかったです。ダンジネスクラブは太平洋岸で捕れるカニで甘みがある肉質が特徴。
おわりに
サンフランシスコではフィッシャーマンズ・ワーフ地区のホテルを選んで正解でした。この辺りだけでも色々楽しめました。
アメリカはヨーロッパへ行く前にちょっと寄るだけという感じで考えていましたが、サンフランシスコ、また機会があればゆっくり市内や近郊を観光したいと思う街になりました。
明日はニューヨークへ移動。今夜のうちにある程度パッキングを終わらせておきます。