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【チェンマイ】悪化した顔のアトピーがエキストラ・バージン・ココナッツオイルで改善




こんにちは、Rui@チェンマイ(タイ)です。

わたしはもともと敏感肌、アトピー体質でしたが子供の頃からずっと症状が軽かったです、リンデロンをたまに塗るくらい。しかしオーストラリアで30代で突然悪化しました(成人型アトピー)。色々な自然療法も試し、食事療法、最後は脱ステロイド、脱保湿剤+海水浴で何年も前にほぼ完治させていました。が、チェンマイ生活2週間目ぐらいから、顔だけですが、思わしくない状態になってしまいました。

頬を中心にジュクジュク痒く浸出液がでてきてしまい、ちょっと辛いので、薬局で英語が話せる薬剤師(Pharmacist)さんに相談。ステロイド剤は避けたい旨を伝え、2つの塗り薬をお勧めされ、購入しました。

顔のアトピーが悪化してチェンマイの薬局で購入したもの

アトピー湿疹塗り薬
  • Fucidin – 120バーツ。炎症を抑えるための、抗生物質の塗り薬(P&Fで購入)→ 塗り始めてから3日目にステロイドが入ってることが分かりました。ステロイドが入っていないお薬かと薬剤師さんに何回も確認したのに…。実はFucidinは抗生フシジン酸とステロイド(ヒドロコルチゾン)の組み合わせ。
  • Systral Cream – 100バーツ。かゆみを抑えるための、抗ヒスタミン塗り薬(WATSONSで購入)。
  • Gauze Pad – 16バーツ。小さめにカットされたガーゼ。基本、使う必要はないと言われましたが、ガーゼをあててないと掻いてしまうので購入(WATSONSで購入)
  • サージカルテープ – 23バーツ。(WATSONSで購入)

チェンマイの薬局で購入したアトピーのお薬の塗り方

  • 洗顔
  • Fucidinを塗る
  • 5分後くらいに、Systral Creamを塗る
  • 1日に2回(朝晩)繰り返して塗り、落ち着く目安は1週間

チェンマイの薬局で購入したアトピーの塗り薬、使用経過

1日目: 外出先から宿に戻り、洗顔、軟膏を塗った後、2時間くらいは痒い。でも掻かずに我慢出来る程度。

2日目: 朝起きた時は痒みはほとんどなかった。赤みが少し薄れて落ち着いてきた気がする。朝、洗顔後、軟膏を塗り痒みを感じるけど我慢。

3日目: 朝起きると、寝ている間に掻いてしまって、浸出液が…。赤みが強く範囲も広がってます。洗顔、軟膏を塗りガーゼで保護。気になってFucidin軟膏のことネットでもう一度調べてみると、ステロイドが入っていました。ショック。Fucidinの使用は中止。夜、洗顔後は何も塗らずにガーゼで保護。

4日目:  起床、洗顔後、ガーゼで患部を保護。チェンマイ動物園へ炎天下行ってきたので、1日汗をかいて、夜洗顔後にガーゼをかえる時、浸出液がベタッとついていました。1日、痒みが結構ありました。

5日目:  まだガーゼに浸出液がつくけど、ちょっと落ち着いてきた感じ。

良くなったり悪化したりで、範囲が少しずつ広がっていき、ガーゼで患部を保護する毎日。

顔のアトピーにオーガニック・エキストラ・バージン・ココナッツオイルを試して症状が改善

過去にもアトピーの症状が酷い時にエキストラ・バージン・ココナッツオイルを使い改善したのを思い出し、早速試してみることに。50ml入りの「Paradise Organic Extra Virgin Coconut Oil」、セントラルフェスティバルの地下1階のお土産コーナーで90バーツでした。

Extra Virgin Coconuts Oil, エキストラ・バージン・ココナッツオイル

1日2回、洗顔後にオイルを両手のひらになじませ、薄く患部に塗ります。1週間後には赤みが薄くなって、皮膚が強くなり掻き崩すこともなくなり、痒みも軽減。ガーゼも必要なくなりました。数週間後からは朝の洗顔後だけ塗るように。今回も、わたしの場合ココナッツオイルが効きました。

同じ製品を5本購入しましたが、ココナッツオイルは約25度で固形化するということを忘れていました…。チェンマイに居た時は気温が高かったのでオイルは液状でしたが、冬のオーストラリアでは、固形化してしまい、ボトルをお湯が入ったコップなどに入れて溶かしてからでないとポンプを押してもオイルが出てきません。なので、ポンプ式ではなく、ジャーに入ったもの(瓶入り)の方が便利です。ジャーに入ったものは温度が低い環境では半透明の白い個体で、手のひらにのせると溶けて液状のオイルに変わります。なので夏と冬の使い心地が微妙に違ってきます。

肌への浸透もスムーズでべとつかず、保湿効果が高く冬の乾燥時期にも活躍。そしてエキストラ・バージン・ココナッツオイルに含まれるラウリン酸は人の母乳にも含まれるもので強い抗菌・抗酸化作用があり、免疫力を高めるそう。

オーストラリアでレメディアルマッサージを受ける際もこのオイルを持ち込んで使ってもらいます。わたしはほぼノーメイクですが、肌に優しいメイク落としとしても使えます。抜け毛や白髪予防にもなるらしいので、頭皮マッサージにも良さそう…と、このオイル大活躍。

追記:2016年12月28日
チェンマイから東京へ移ってから症状は引き続き落ち着き、オーストラリアに戻ってからは、オイルもほとんど使用していませでした。皮膚がちょっと荒れてるかな?たまに痒くなるくらい、という状態まで改善したのが10月下旬。また東京に戻ってきた現在は、ほぼ完治しました。

チェンマイでアトピーが悪化した原因

色々な要素があると思うのですが、考えられることは:

  • 食生活の乱れ – 手軽さのあまり、ほぼ毎日外食で栄養のバランスが崩れた。食材そのもの、農薬がどれくらい使われているのか分からなかったり、MSGなど化学調味料や添加物を避けることができなかった。
  • 水道水が体に合わない – タイでは水道水は飲めません。飲料用の水は買ってきていました。飲めない水でシャワーを浴びて肌に良いわけはありませんよね…。顔のアトピー症状が悪化した時は、洗顔や歯磨きは飲料水で行なっていました。
  • 大気汚染 – わたしが滞在していた時期は雨期だったのでましでしたが、車、バイクの排気ガスなどが、結構きつかったです。夫は一時喘息気味になって外出時はマスクをしていました。
  • 洗濯洗剤 – これはわたしのミスなのですが、どこでも買えるだろうと思って普段使っている自然派の洗濯洗剤を持って行きませんでした。これがなかなか難しく、入手できたもっともマイルドな洗剤がLuxのもので、肌に合わなかった。

マイナスの面もありましたが、それでも、チェンマイにプチロングスティして色々と貴重な体験ができ良かった、と思っていますし、また機会があったら滞在したいです。その際は、自炊の回数を増やし、普段使ってる洗濯洗剤もしくは洗濯洗剤が必要ない洗濯ボールを持っていく、マルチビタミン剤を毎日摂るなど、気をつけようと思います。

日本で使っているココナッツオイル

日本滞在中に使っているオーガニックエクストラバージンココナッツオイル 500ml。メイク落としから保湿まで大活躍。オーストラリアでもスーパーやヘルス&フードストアなどでいくつかのメーカーのオーガニックエクストラバージンココナッツオイルがお手頃な価格で入手できます。