こんにちは、Rui@東京です。
2月上旬に行ってきた初めてのマカオ・香港、4日目は香港観光。マカオ・香港は見たいところが盛りだくさんでしたが、2泊ずつという限られた時間で、無理をせずストレスが少ない旅!を目指しました。
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本旅行の記事は下記の①〜⑥に分けています。
①準備
②1日目・羽田〜マカオ(香港経由)(マカオ泊)
③2日目・マカオ(マカオ泊)
④3日目・マカオ〜香港(香港泊)
⑤4日目・香港(香港泊)←本記事はここの部分
⑥5日目・香港〜羽田
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2月上旬の香港、日中14度あるのに寒く感じます。今回の旅行中、長袖Tシャツ、綿のパーカー、デニムレギンスに、軽くてコンパクトなユニクロのウルトラライトダウンジャケットで通しましたが、もうちょっと暖かいジャケットの方がよかったかも。
目次
オープントップバスで楽々香港島観光
今日は、日本で予めオンライン購入(英語)していた、乗り降り自由のオープントップバス、BIG BUS TOURSの48時間有効なデラックスツアー (US$65=約7300円)に含まれているパスを使って香港観光です。
【追記:2022年6月16日】
デラックスツアーがなくなり、48時間有効なものはプレミアムチケットに、価格も変更になっています。Hong Kong Bus Tour Tickets
まずは、香港島を周るレッドルートに乗るため、タクシーでセントラル(中環)スターフェリー・ターミナルへ5分ほどで到着。赤い上着を着たBIG BUS TOURSのスタッフにバス集合場所を確認。BIG BUS TOURSのルートマップに表示されている集合場所#1になります。
1 Central Star Ferry Pier 7 乗車
2 Hong Kong Convention & Exhibition Centre
3 Park Lane Hotel
4 Causeway Bay – Sogo
5 Wan Chai Computer Centre
6 Peak Tram Lower Terminus ★
7 Mid- Levels Escalator ★
8 Man Mo Temple
9 Lan Kwai Fong & Soho
★印のスポットで降り、残りは走るバスの上から観光しました。
バスはきれい、各座席に10ヶ国語に対応した音声ガイドが設置され、イヤフォンも車内でもらえます(わたしは自分のを使いました)。
ピークトラム駅(6 Peak Tram Lower Terminus)まではバスを降りずに日本語アナウンスを聞きながら2階席から観光。観光スポットの説明が結構面白い。
1997年7月1日に、香港の主権がイギリスから中華人民共和国へ返還、再譲渡されました。ワンジャイ(Wanchi)の香港コンベンション&エキシビジョン・センターに、返還記念碑があります。返還記念碑は香港の国花、国旗にも使われているバウヒニアの花でデザインされています。
ワンジャイ(Wanchai)のウォーターフロントからショッピングセンター、デパート(Sogoもあります)やホテル、たくさんのレストランが立ち並ぶコーズウェイベイ(Causeway Bay)を通ります。
香港を象徴する2階建てのトラム(路面電車)。車体いっぱいに広告が描かれています。香港でこそ体験できる乗り物、次回はぜひ乗ってみたい。
多くの人が高層住宅で生活する香港では、庭がない家庭がほとんどです。そんな中、ビクトリア公園など、大きな整備された公園は人々に利用され、重要な憩いの場となっています。
多様性を受け入れる香港では、人権の一つとして宗教信仰の自由があります。街中で寺院、教会、モスクなどを見かけました。
立ち並ぶ高層ビルの中にはユニークな外観のものも多いです。ゴールドの建物の後ろにあるリッポーセンター(Lippo Centre)ツインタワーは、セントラル(Central)近くに位置し「コアラビル」という名で親しまれているビルです。なるほど、コアラ達がユーカリの木にしがみついている様です!アメリカのポール・ルドルフの代表作でもあるこの建築は何回か持ち主が替わっていて、当初はオーストラリア人のアラン・ボンド(Aran Bond)が創設したボンドグループ(Bond Group)によって建設されたそうです。
必見の絶景スポット、「ビクトリアピーク」
ピークトラム駅があるPeak Tram Lower Terminus(BIG BUS TOURSのストップ#6)でバスを降り、BIG BUS TOURSのスタッフから、バウチャーと引き換えにピークトラム乗車券を受け取ります。この時点で10:30ごろ。トラム乗車まで20分待ち。
香港名物のピークトラム。ビィクトリア・ピークへのアクセスで大人気。このトラムは、1888年に完成された香港初の公共交通機関。麓の駅からピークタワー内の終点まで約1.4キロを約8分で運行し、300メートル近くを一気に上がります。傾斜は4〜27度とかなりの急勾配です。高層ビルが見下ろせる進行方向右側がおすすめ。
ピークトラムの終着駅と繋がっているピークタワー。ショッピングモールや展望台、レストラン・カフェなどがある複合施設です。
エスカレーターで最上階まで上がり、展望台に入るところで無料でオーディオガイドとイヤフォンを借りれます。日本語のオーディオガイドもあったので利用してみました。デバイスの調子が悪かったのか、音声が途切れてイマイチでしたが…。
展望台からは、運良くクリアーで迫力ある眺めが楽しめました。セントラル(中環・セントラル)のビル群がすぐ下に迫り、対岸には九龍半島、その先には新界の山並み、絶景です。それほど混雑もしてなく写真を撮るのも問題ありませんでした。次回は夜景も是非見てみたいものです。
眺めが良いピークタワー内のカフェでコーヒーを飲みながら一休み、その後ピークトラムで麓の駅まで戻ってきました。帰りのピークトラムは待ち時間なしですぐに乗車できました。
「ミッドレベル・エスカレーター」が面白い
BIG BUS TOURSのバスに乗車し、次のストップMid- Levels Escalator(BIG BUS TOURSのストップ#7)で下車。
セントラル(中環・Central)とミッドレベルを結ぶ18基のエスカレーターと3期の動く歩道・階段が連なっています。なんと全長800メートル。坂が多い街で多くの人に利用されています。
セントラル(中環・Central)のアパート群や路上市場を眺めながら高台へ上がっていきます。
そして、ハリウッド・ロードからソーホーエリア、さらに高層マンション群へと入っていき、Conduit Rd.が終点。
香港に行ったことがある友人からミッドレベル・エスカレーターが面白い!とおすすめされていたのですが、上がるごとに変わってゆく景色、香港の断面図を垣間見れて本当に面白い!
エスカレーターの運行時間は、通勤のため、6:00から10:20までは上から下へ。10:20から24:00までは下から上へ動きます(2017年2月現在。変更になることもあるので要チェック)。わたしたちは下から上へ動いてる時間だったので、帰りは階段で降りてきました。
BIG BUS TOURSでは次のストップがマンモウミウ(文武廟・Man Mo Temple)という由緒ある文神と武神が祀られた香港最古の道教のお寺。見たかったのですが、この時点で14:00を過ぎていたので、ストレスを感じないように、ランチの飲茶を優先することに。
「マキシムズ・パレス」でワゴン式の飲茶が美味しい
ミッドレベル・エスカレーターを降りてきたところで、タクシーを拾ってシティホール・マキシムズパレス(大会堂 美心皇宮・Citi Hall Maxim’s Place)へ。10分弱、初乗り料金で到着。
レストランは、シティホールの建物の中にあります。
セントラル(中環・Central)にある高級ショッピングモールのIFCモールから徒歩数分、スターフェリー乗り場からも近いです。
飲茶は注文表に記入する方式が増えてきて、ワゴン式のお店は減っているとか。ここのお店は昔ながらのワゴン式で、お料理を見て選べるので安心。店内は豪華な雰囲気でスタッフの方たちもとてもフレンドリーでした。
実はこのレストラン、昨夜北京ダックのセットメニュー(過去記事)を食べたレストラン、北京ガーデンと同じ系列です。雰囲気も味も良かったので、飲茶も同系列のレストランで食べてみることに。通常11:30位からは並ばなくては入れないとのこと。2時過ぎに入ったので並ばず入れました、ただ飲茶は15:00までだったので、ちょっと慌ただしくなってしまいましたが、しっかり食べました。
広々とした店内。窓からはビクトリア・ハーバーが見渡せる好ロケーション。
お茶は好きなジャスミン茶。シルバーのポットの一つにはお茶、もう一つのポットにはお湯が入っています。
蒸し物が大好き、この日いただいたのは:
- エビの蒸し餃子
- ニラの蒸し餃子
- 野菜の蒸し餃子
- 牛肉のシュウマイ
- ポークバン
- 揚げ春巻き
- ちまき
- マンゴープリン
どれも美味しかった、雰囲気、サービスもよく心地良い飲茶タイムを過ごしました。
日本語表記があるメニューもあります。
九龍側をオープントップバスで観光
飲茶後は、徒歩数分のセントラル(中環)スターフェリー・ターミナルから、スターフェリーで、カオルーン(九龍・Kowloon)側のチムシャツォ(尖沙咀・Tsimshatui)へ。所要時間約9分の船の旅。
BIG BUS TOURSのパスに含まれている、九龍側を周るブルールートを利用。
10 Tsim Sha Tsui Promenade
11 The Peninsula 乗車・下車
12 Langham Place
13 Temple Street
14 Sky100
15 Hankow Road
16 Mody Road
ベニンシュラホテル(11 The Peninsula)裏から乗車して、ひと周りして同じところで下車。途中下車はせず、すべて走るバスの2階席から観光しました。レディースマーケット(女人街・Ladies’ Market)やジェイドマーケット(
日本語の音声ガイドでは、”香港の超高層ビルの数はニューヨークの2倍”。”台風の時期に使用する避難所がある”、”香港ではショッピングは最大の娯楽で、ブランド品の買い物が大好きな人が多い”。などなど興味深いお話を色々聞けました。
ペニンシュラホテル
ナイトツアーまで少し時間があったので、有名なペニンシュラホテル(The Peninsula Hong Kong)を見学。優雅で美しい香港の最高級ホテル。専用のロールス・ロイスやヘリコプターがホテルと香港国際空港の間の送迎を有料で行っています。
ホテルロビー階にある、ザ・ロビーでは優雅にアフタヌーンティー(詳細ページ)を楽しむ人の姿が。素敵ですね〜。もう少し余裕があればここでアフタヌーンティーをしたかった。
九龍側のナイトツアー
ネオン看板がひしめく庶民的な「香港らしい」景色が見たくて、BIG BUS TOURSのパスに含まれていた九龍側を周るナイトツアーに参加しました。
同じくペニンシュラホテルの裏から19:00に乗車。このツアーは基本的に乗り降りはなし。2階席に座り、ネオン看板、人混みのマーケット、対岸・香港島のイルミネーションなど、香港の夜の景色が楽しめました。
音声ガイドと周るスポットは、昼の九龍側のブルールートとほぼ同じでした。所要時間は1時間弱、昼と全く違う雰囲気を味わえました。これはこれで良かったのですが、ただ、この日はこのナイトツアーに参加するか、昼にも登ったビクトリアピークにもう一度登り、夜景を見るか迷っていました。もし、迷っているようだったら、お天気が良ければビクトリアピークの夜景を見る方をおすすめします。
この時期、綿のパーカーにユニクロのウルトラライトダウンジャケットという格好でしたが、バスの2階席は寒かったです!最後の方は震えてました…もう少し防寒対策が必要でしたね。
あまりにも体が冷えきっていたので、とにかくお店に入ろうということで、近くのカジュアルレストランへ。オニオングラタンスープとパスタ…と計画性がない夕食になってしまいました。
食後はスターフェリーで、セントラル(中環)へ。フェリーターミナルからはタクシーでホテルまで戻りました。タクシーは初乗り料金でHK$22。夜のタクシーの運転手は英語を話さない方が多いみたいで、コミュニケーションがちょっと心配。
ストレスが少ない旅を目指しながら、今日は目一杯観光しました。これでも、バスから降りて見たいところを随分削って、ストレスにならないようにしたのですよ…。香港は4泊くらいできるといいですね。でも、また戻ってくる理由になるので良しとしましょう。
Address: 2/F, Low Block, City Hall, Central, Hong Kong
Opening Hours:
Monday to Saturday
11:00am – 3:00pm, 5:30pm – 11:30pm
– Sunday and Public Holiday
9:00am – 3:00pm, 5:30pm – 11:30pm
Tel: +852 2521 1303
2017年2月時点の情報