こんにちは、Rui@東京です。
2月上旬に行ってきた初めてのマカオ・香港、2日目です。マカオ・香港は見たいところが盛りだくさんでしたが、2泊ずつという限られた時間で、無理をせずストレスが少ない旅!を目指しました。
マカオは、100年以上に渡ったポルトガル統治の時代が終わって、1999年12月20日、中国に返還されて”中華人民共和国マカオ特別行政区”になりました。南欧の雰囲気に溢れる旧市街や充実したカジノリゾートが楽しめる、不思議な魅力を持っているマカオ。世界遺産も多く、22の歴史的建築物と8ヶ所の広場を含む歴史市街地区が2005年に世界文化遺産に登録されました。
公用語はポルトガル語と中国語(主に広東語)。観光関連では英語も使われることが多いです。マカオで見かけた標識などは、大体ポルトガル語、英語、広東語での表記でした。
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本旅行の記事は下記の①〜⑥に分けています。
①準備
②1日目・羽田〜マカオ(香港経由)(マカオ泊)
③2日目・マカオ(マカオ泊)←本記事はここの部分
④3日目・マカオ〜香港(香港泊)
⑤4日目・香港(香港泊)
⑥5日目・香港〜羽田
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目次
乗り降り自由のオープントップバスツアー
日本からオンラインで予め購入(日本語対応はなく英語)しておいた、マカオ・オープントップバスツアー1日券(HK$150=約2100円)で今日は観光です。
10の観光スポットを自由に乗り降りでき、9:30〜16:45の間、バスは45分おきに各スポットから出発。5分前には集合場所へ行くように。
まずは、バウチャーを乗車パスに引き換えるために(乗車当日でないと引き換えできません)、ホテルからタクシー(HK$19=約280円)で外港フェリーターミナル(Macau Outer Ferry Terminal)へ20分ほどで到着。ホテルの無料シャトルバスが30分おきの出発で微妙に時間が合わなかったのでタクシーにしました。昨夜香港国際空港からフェリーで到着したフェリーターミナルです。ここがツアーバスの始発点。
Goldspark Hong Kong Tours Ltdのオフィスで乗車パスとバスの時刻表を受け取ります。マカオタワー(Macau Tower)の入場料がここでチケットを購入するとHK$110(通常HK$135なので約360円お得)になるというので購入。
バス乗り場はフェリータミナルを出て、地下道を抜けエスカレーターで上がったところ。ガイドさんが待っていてバスまで案内してくれました。
ピンク色のオープントップバスで分かりやすいです。
バスはちょっと古びた感じですが…まあ許容範囲です。シートベルトが席に着いているけど、着用の指示もサインもなかったので着用せず…。乗客はわたしたちのみ、午後からは乗客が増えてきました。みなさんカジノで夜更かし?車内では、録音された音声ガイドまたは、ガイドさんがマイクで案内、バスによって違いました。言語は英語と中国語。
<<バスの停車スポット>> ★印はわたしたちが下車したスポット、限られた時間でストレスにならないようにゆるりとしたペースで、本当に観たかったところだけで下車し、あとはバスからの観光を楽しみました。
Macau Ferry Terminal – 乗車パスに引き換え後、乗車
Macau Fisherman’s Wharf (Harbourview Hotel)
Macau Science Center
Kun Iam Statue – ★ 海に立つ大きな観音像とMGM
Hotel Lisboa
New Yaohan (Grand Emperor Hotel) – ★ セナド広場、聖ポール天主堂跡など世界文化遺産&ランチ
Macau Tower – ★ マカオタワーの展望台
A-Ma Temple
Galaxy Macau
Broadway Macau
The Venetian Macao – ★ 豪華なカジノホテル(ヴェネチアン、パリジャン、スタジオシティー)。徒歩で宿泊ホテル・ザ・ロンドナー・ホテルに戻る
Macau Ferry Terminal
バスのルートマップと時刻表などの詳細はこちらのページ(英語)から。
では、下車したスッポトごとに。
海に立つ大きな観音像(Kun Iam Statue)とMGMマカオ
最初の下車スポットKun Iam Statue。バスを降りると目の前に観音像が見えます。
そこから徒歩2〜3分で、ラグジュアリーなエンターテイメント・カジノホテル、MGMマカオに到着。このホテルに来た目的は、屋内ホールの”蝶”をテーマにした幻想的なデコレーションが目的でした。が…チャイニーズ・ニューイヤー(旧正月)のデコレーションに模様替えで、ちょっと残念…。2017年のチャイニーズ・ニューイヤーは1月28日で、1月27日から2月2日まで7連休(毎年変わるので注意)、この期間後になるように今回の旅行は手配しましたが、マカオではチャイニーズ・ニューイヤーのデコレーションを至る所で見かけ、ホリデーを長めにとる人が多いようで、どこも混み合っていました。
MGMの屋内ホールはゴールドでチャイナ風、巨大水槽もあります。ロビーなどなど、ホテル内どこも豪華な雰囲気でした!
ゴージャスですね〜、ホテル内どこもがフォトジェニック。
マカオ歴史市街地区(世界文化遺産)
バスを降りた場所に5分前に戻り、次はNew Yaohan (Grand Emperor Hotel) 前で下車。そこから街中を歩いて5分ほどで、セナド広場にたどり着きます。このエリアには22の歴史的建築物と8ヶ所の広場があり、マカオ観光のハイライトになりました。
マカオ随一の繁華街「新馬路」に面して、波模様の石畳と中央の大きな噴水が南欧風情を感じさせるセナド広場(Senado Square)…を想像していたのですが、わたしたちが訪れたのはチャイニーズ・ニューイヤーの直後で、チャイナ風デコレーションとのユニークなコラボになっていました。
周辺の建築物や教会を散策。
仁慈堂(Holy House of Mercy)は大航海時代に増加した孤児や未亡人救済のために建てられ、現在の建物は1905年建立。チャイニーズ・ニューイヤーのデコレーションがここにも。
正面に聖ポール天主堂跡(Ruins of St. Paul’s)が見えてきました、道が人・人・人で混んでますね〜。
1600年代に建てられた教会で、その後焼け落ちて今残ってるのはファザードとその下に続く68階段のみ。
ランチは、聖ポール天主堂跡すぐ近くで眺めも良い7 burgerというお店へ。並ばずに入れました。今回の旅行で、食事をする際に並ばないで入れるお店を選ぶのは、ストレス度を低くするために重要でした!
ポルトガル風のこくがあるチキンカレー、これもポルトガル風のイワシのグリル、チーズソースがけ温野菜とライス、どれも美味しかったです。お料理+サングリアを2杯でHK$500(約7300円)。
聖ポール天主堂跡付近には、エッグタルトを売っているお店がいくつかあります。ランチのレストランを出てすぐのところにあるお店で買って食べてみることに、1個HK$10(約150円)。まわりがサクッとして、中がふわふわ、感動の美味しさでした!さすがマカオ名物のエッグタルトです。2〜3個ぺろっと食べられそう。マカオに行かれる際はぜひお試しを。
2:15分のバスに乗るために集合場所のヤオハン前へ。
マカオタワー(Macau Tower)
バスに乗り、4分ほどでマカオタワーに到着、下車。マカオタワーは高さ338メートル、マカオ一高い建物です。
曇り模様ですが…マカオの街並みを一望できます。58階の展望台は床の一部がガラス張りで脚がすくみました。
61階のデッキ状展望台部分、233メートルの高さからバンジージャンプにHK$3488=約5万円(高め?!)でトライすることもできます(料金詳細)。
晴れた日は、香港まで見渡せるそうです。
マカオタワーから次のストップ(The Venetian Macao)へ移動。バスから眺める街並みや豪華ホテルも爽快です。
観光名所の一つゴールドの建物が目をひくグランド・リスボアホテル (Grand Lisboa)。
ゴールドづくしですね〜、Galaxy Hotel 。
コタイ地区 ヴェネチアン、パリジャン、スタジオシティー
マカオタワーからバスで移動、今日最後のストップ(The Venetian Macao)で下車。ここはコタイ地区。タイパとコロアネ間の埋め立て地コタイ地区には、外資によるリゾートホテルやエンターテインメント施設などのさらなる建設や計画が進んでいます。ミニラスベガスですね。
まず、ヴェネチアン・マカオ・リゾート(The Venetian Macao)。ホテルの周りをカナルが囲んで、イタリアのベニスを模して造られています。
ゴンドラまであります、ゴンドラこぎのお姉さんが美声で歌っていました。
館内は高い天井にずらりと並ぶ巨大シャンデリアやルネッサンス風の天井画などスケールが大きいです。
次は、すぐ近くにあるザ・パリジャン・マカオ(The Parisian Macao)、本物の2分の1のサイズ、高さ125メートルのエッフェル塔もあります、夜はイルミネーションがきれい。
全てフランス風に設計されました。
フロントやロビーの噴水まわりもゴージャス。ビストロでコーヒーを飲みながら休憩。せっかくなので、カジノでHK$10(約150円)だけスロットマシーンに入れてみました。あっという間になくなったので、やっぱりわたし達はギャンブルに向かなさそう、やめときます。
そして、スタジオ シティー ホテル(Studio City Hotel)。
ここは中をチラッと見ただけで、力尽きて(笑)徒歩で宿泊ホテル、Holiday Inn Macao Cotai Central(2019年にThe Londoner Hotelとしてリブランド)に戻ります。
夕ご飯を食べに行こうと、部屋を出てリゾート内のレストランを見てまわり、イタリアンのBeneかシェラトンのFeastというバイキング形式のレストランもシーフードがあり美味しそう!でも突然体調が悪くなってしまい…無理をせずにお部屋でルームサービスをとることに。
このホテルのルームサービスもクオリティが高かったです。料理が冷めないように保温室が付いている移動式テーブルがお部屋に運ばれてきて、白いテーブルクロス、小さい花瓶に入ったお花、グラスや食器類(プレートはウェッジウッド)もセンスがとても良かったです…オーダーしたものはビーフバーガーとピザだったのですが…美味しかったです。
寒気がする…そこら中に咳してる人がいるので風邪をもらってしまったかも。明日に備えて早めに就寝です。