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タイの国民から絶大な支持と敬愛を集めているプミポン国王 チェンマイ滞在をふりかえって




こんにちは、ブログの記事投稿が滞っていたRuiです。

ここのところ、タイ王国のプミポン国王  (Wikipedia)の容体が不安定になっているというニュースを目にして心配しています、回復をお祈りいたします。

タイ王室庁は9日夜、入院中のプミポン国王(88)が血液透析を受けた後、容体が不安定になっているとする声明を発表しました。各地で回復を願って国王の写真や肖像画を掲げて祈りを捧げる姿がみられます。

プミポン国王の在位期間は、2016年6月9日で満70年。現在世界で在位期間が最も長い君主です。また、国王は日本の皇室との関係も深く親日家としても知られています。

政治の混乱が度々起きてきたタイでは、プミポン国王は国の安定の要となってきました。12日のタイ証券取引所では、プミポン国王の病状に対する懸念などで株価が急落、タイバーツは今週に入り約3%下落しています。

タイ、チェンマイでの滞在を振り返る

わたしは、今年6月から7月にかけて7週間、タイのチェンマイにプチロングステイ(過去記事)したこともあり、今回のプミポン国王のことが気にかかります。タイでの滞在は心地良く、タイの方々にはとてもいい印象を持ちました。

チェンマイに滞在中、プミポン国王はタイの国民から絶大な支持と敬愛を集めていることを実感。プミポン国王の肖像画や写真を街中、レストラン、お店などでよく目にしました。

タイの映画館で国王賛歌

タイで印象に残った経験の一つに、映画館で映画上映前に国王賛歌での起立。タイで初めての映画館。チェンマイのニマンヘミンにあるMAYAショッピングモール内の映画館で「ファインディング・ドリー」を観た時のことです。皆と同じように起立して国王への敬意を払いました。

タイ街中では毎朝夕、国歌が流れます

タイでは街中で朝8時と夕方6時に国歌が流れ、その際にも立ち止まって国王に敬意を示します。が、そのことに滞在残りわずかになるまで気がつかず。考えてみれば、朝8時はほぼアパートで寝ていたし。日中は暑いので夜型生活だったんです…、夕方6時は夕食時でショッピングモールやナイトマーケット、レストランに居ることが多かったからですね。

で、ツアーでスコータイ遺跡巡り過去記事)中、夕方6時に初めて屋外で国家が流れるのを聞き、わたしもその場で立ち止まり国王へ敬意を払いました。空が桃色に染まる夕暮れ時のスコータイ歴史公園でのこの経験も印象深いものとなりました。

スコータイ歴史公園, Sukhothai Historical Park
スコータイ歴史公園

タイの王室プロジェクト

チェンマイではいくつかのツアーに参加し、ガイドさんからもプミポン国王、王室プロジェクトのことを耳にすることがありました。王室プロジェクト(ロイヤルプロジェクト)は、山岳地帯に住む人々が焼畑農業とケシ栽培で生計を立てているのを見て、これを助けるため、タイ国民の生活向上のために始められたプロジェクトです。ケシ栽培の代わりに、コーヒー栽培、と国王自ら農業の指導も行ってこられました。

タイのためになりつつ、クオリティ重視、価格も適正な王室プロジェクトの製品、コーヒー、ジャムなど、次回タイに行く機会があったら色々試してみたいです。チェンマイには、カフェが多く、美味しいコーヒーをだしてくれるお店が多かったです。ちなみに、山岳民族が住むドイ・プイ村過去記事)にあるおしゃれなカフェ(Hmong Doi Pui Family Coffee)で飲んだコーヒーもとても美味でした。

ドイ・プイ村, Doi Pui Village
ドイ・プイ村

タイ国王

最後に、Wikipediaより「タイ国王」についての説明を下記引用します。

タイ国王พระมหากษัตริย์)は、タイ王国元首[1]である。

憲法によればその地位は「尊敬し崇拝すべき地位」(第8条)として人民の最高点に立つ人物とされており、「タイ軍総帥」(第9条)として軍隊の中で最高の階級が与えられ、「仏教徒であり且つ宗教の保護者」(第10条)として宗教界の頂点に立つとされている。一般のタイ国民との大きな違いとして、国王はその行為に関して無答責、「何人も問い詰めたり告訴する事は出来ない」(第8条)地位にある。また、仏暦2499年刑法(1956年)の112条(国王、王妃、王位継承者および摂政に対して侮辱、軽蔑、あるいは害をなそうとするものは、3年から15年の禁固刑に処す)によって国王に対する侮辱には罰則が与えられており、国王は特権的な位置づけがなされている。
ー引用ー
「タイの国王」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2016年1月2日 (土) 20:33 UTC
URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/タイの国王

追記:2016年10月14日
タイ王室はプミポン国王が13日、病院で死去されたと発表しました。心からご冥福をお祈り致します