こんにちは、Rui@東京です。
2月下旬に行ってきた広島、晴天の3日目は、世界平和を願いながら平和記念公園を周りました。ランチを挟んで、広島平和記念資料館を訪れ、4時間半ほどの所要時間でした。
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今回の旅行は4泊5日で、いろいろ足を伸ばしてみる予定でしたが、3日目の夜から夫と二人で体調を崩してしまったので(涙)、実質観光は2日となりました。
1日目・東京〜広島(新幹線のぞみ15号:東京発(08:10)- 広島着(12:08))
①2日目・宮島観光
②3日目・平和記念公園 ←本記事はここの部分
③湯酒屋「玉の井」でお手ごろ会席ディナー
4日目・体調を崩しホテルで休養
5日目・体調を崩しホテルで休養
広島〜東京(新幹線のぞみ50号:広島発(17:35)- 東京着(21:33))
④ホテルグランヴィア広島に滞在
⑤【広島旅行土産】熊野筆のリップブラシがおすすめ
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目次
ひろしま観光ループバスで主要観光スポットを周る
ホテルのフロントでお勧めされた、中国ジェイアールバスのひろしま観光ループバス(ひろしまめいぷるーぷ)を利用することに。JR広島駅新幹線口2階にあるスワロートラベルで1日乗車券(大人400円)を購入。乗車時にバス車内でも購入できます。
30分間隔で運行しているオレンジルートとグリーンルート両方乗り降り自由で、”広島駅新幹線口”から”原爆ドーム前”、”平和公園前”、”八丁堀”、”お好み村前”など、主要スポットをカバーしているので便利。
車内では、ルート上にある観光スポットの案内アナウンスが流れ、備え付けのモニターで、案内アナウンスに合わせた映像で観光案内を行っています。
便利なのですが…閉所恐怖症気味のわたしには、車内のシート間隔がかなり狭く感じました。乗車時間が長かったら辛いかも。
”広島駅新幹線口”から11:30分のオレンジルートに乗って”原爆ドーム前”で下車。所要時間13分。
広島市内160円均一の広島電鉄(路面電車)の利用もおすすめです(路線図)。
平和記念公園
原爆ドーム
ほぼ爆心地で被爆しながら倒壊を免れた、吹きぬけのあるレンガ造りの広島県産業奨励館。被爆体験を後世に伝えるための貴重な建物として保存され、原爆投下当時ほぼそのままの形で保存されています。
世界遺産にも登録され、核兵器廃絶と世界恒久平和を訴え続けています。
平和記念公園には、外国からもたくさんの人々が訪れています。
1945年8月6日、午前8時15分、人類史上初めての原子爆弾が投下されました。上空約600メートルで爆発、爆心地周辺の地面の温度は3000〜4000度に達し、強烈な爆風と熱線により、半径2キロメートル以内はほぼ全壊全焼。同年12月末までの死者は約14万人に達して、今も多くの被爆者が後遺症に苦しんでいます。
原爆の子の像
被爆で白血病を発症し、折り鶴を折りながら闘病生活を続けて亡くなった佐々木禎子さんを偲び、また原爆の犠牲になった子供達を慰霊するために建てられた碑。
碑の上には折り鶴を掲げた少女の像が。
周りには折り鶴が世界中から捧げられています。
平和の灯
核兵器廃絶と世界恒久平和を願い燃え続けている、1964年8月1日に点火された平和の灯(へいわのともしび)。
原爆死没者慰霊碑
原爆で壊滅した広島市が平和都市として再建することを願って設立されました。真ん中の石室には29万人を超える原爆死没者の名簿が収められています。
この日は、幼稚園児たちが見学に来ていました。
平和記念公園近くのおすすめイタリアン、「リストランテ・マリオ」でランチ
平和記念公園を歩いて、お昼時になりちょっと疲れてきたので、広島平和記念資料館を見学する前にリストランテ・マリオ(食べログはこちら)へ。
美味しくて、ランチはお手ごろ価格、かなりおすすめです。実はこのお店、平和記念公園の警備の方が教えてくださいました。
平和記念公園からすぐ。
ランチセット1296円で、サラダ、パスタ、自家製パンとドリンク付き。
彩り野菜のサラダ。
自家製フォカッチャパン。
3種から選べるパスタは、アサリのトマトソーススパゲッティを選びました。
店内のイタリアンな雰囲気も良く、美味しいランチをいただけました。
広島平和記念資料館
ひと休みした後は、広島平和記念資料館へ(観覧券大人200円)。
広島や原爆に関する貴重ないろいろな資料が展示、紹介されています。原爆の恐ろしさが学べ、世界平和への思いが詰まった資料館です。
東館では、被爆前の広島の歴史や原爆投下までの経緯、平和への歩みなどを紹介。本館では、被爆者の遺品や被爆資料などが展示されています。
英語を話すボランティアの方もたくさんいらっしゃいました。
きのこ雲の写真。この原子雲が放射線を含んだ黒い雨を降らせました。
被爆直後の中島地区を200分の1のスケールで再現した、破壊された広島市街地のパノラマ模型。上空にある赤い玉が原爆の爆発位置を示しています。
1945年8月6日、8時15分で停止したままの時計。原爆が投下された時刻を示す資料に。
原爆投下後の街と、被爆者が助けを求めて瓦礫の中をさまよう様子を人形で再現したものなど、被爆直後の凄まじい状況と悲惨さが分かります。
平和記念公園、資料館では、ほんとうに心が痛みました。同時にわたしは平和な環境の中で暮らせてきていることに感謝です。そして、戦争のない、核兵器のない平和な世界を心から願うばかりです。