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ゴールドコーストにあるビールのブリューハウス【THE LUCKY SQUIRE(ザ・ラッキー・スクワイア)】

The Lucky Squire Eyecatch




オーストラリアの人気クラフトビールJames SquireのブリューハウスTHE LUCKY SQUIREザ・ラッキー・スクワイア)に行ってきたのでメモしておきます。

The Lucky Squire exterior

THE LUCKY SQUIRE (ザ・ラッキー・スクワイア)

THE LUCKY SQUIREは、2020年6月にゴールドコーストのブロードビーチにオープンしました。オアシスショッピングセンター(The Oasis)から徒歩3〜4分。

THE LUCKY SQUIRE
Address: 3 Oracle Boulevard, Broadbeach QLD 4218
Tel: 07 3062 2558
https://www.jamessquire.com.au/brewhouses/the-lucky-squire/


このブリューハウスでは、オーストラリアのクラフトビールJames Squire(ジェームズ・スクワイア )のコアのビールと、このブリューハウス限定の少量生産のビール、そしてモダンパブ料理を楽しむことができます。

マイクロブリュワリー(醸造所)が建物の2階にあり、スタッフの方が案内してくださいました。この2階のスペースはファンクションなどにレンタルすることもできます。

James Squire(ジェームズ・スクワイア )はどんな人?

ジェームズ・スクワイアは実在する人物で、約230年前にイギリスからオーストラリアへの最初の植民船団で囚人としてシドニーに到着しました。のちにオーストラリアで初めてポップの栽培に成功し、オーストラリア初のビール醸造家となりました。

THE LUCKY SQUIREの店内

営業時間は毎日午前11時から夜遅くまで。わたしたちが行ったのは金曜日の午後3時だったので店内は数人のお客さんのみでした。午後5時ごろから混んでくるのでは。店内は広々、外の席もあります。

テイスティング・パドル(Tasting paddles)


何を飲もうか迷ったら4種類(210mlずつ)飲み比べできるティスティング・パドル(Tasting paddles)がおすすめです。A$22だったと思います。バーカウンターでスタッフの方がフレンドリーに対応してくれました。迷っていたら、Stolen Sour(スイカ)などいくつかのビールをグラスに少しだけ注いでくれて、味見をしてから決めることができました!


選んだのは:

  • The Swindler(詐欺師)
  • Hop Thief(ホップ泥棒)
  • Ginger Beer
  • Orchard Crush (Apple cider)


少しずつ味見。Ginger Beer(ジンジャービア)、アルコール度数(ABV)は4%、美味しい(お酒とは思えない…)!一番好みでした。バンダバーグ(Bundaberg)やカスケード(Cascade)のアルコールなしのジンジャービアが元々好きというのを考えると当然かも。

次に好みだったのがOrchard Crush、これはアップルサイダーでアルコール度数4.8%。やはり甘めのが好きですね。

ここまで書いてアレですが、実はわたしは普段ビール派ではなく、しかもお酒は飲んでもスパークリングを一杯だけという感じなんです。ビール初心者ですが、ここのGinger BeerOrchard Crushはとっても好みだしThe SwindlerHop Thiefも飲みやすく、また飲みたいと思いました。

テイスティング・パドル、1人では全部飲めないので、夫が一緒でよかった。彼は白ワイン派なのですが、One Fifty Lashesは以前から好きなので、今回、このブリューハウスで色々試すことができ楽しめたようです。

ユニークなビールの名前

ビールの名前ですが、詐欺師?ホップ泥棒?などびっくりするものがついています。James Squireのビールは波瀾万丈な人生を送ったジェームズ・スクワイア氏にちなんでつけられたものが多くあります。

The Swindler(詐欺師):「9羽のニワトリを盗んだジェームズ・スクワイアは、第一船団の窮屈な船室で過ごすことになりました。しかし、彼には別の計画があり、詐欺を働き「女性専用船」に乗り込み、その後の旅を存分に楽しみました。」

Hop Thief(ホップ泥棒):「ジェームズ・スクワイアは、自分のエールに使う最高級のホップを調達するために、手段を選ばず、常に方法を模索していました。その結果、時には厳しい仕打ちを受け、時には多額の報酬を得て、常に素晴らしい味のビールとともに、良い物語を語ることができました。」

One Fifty Lashes(150回の鞭打ち):「ジェームズ・スクワイアが植民地初のビールを作るために店から材料を盗んだことが発覚したとき、判事は150回の鞭打ちと2樽のエールを命じました。ありがたいことに、ジェームズ・スクワイアは泥棒というより、はるかに優れたビール醸造家でした。」

インパクトがあるビールの名前、ジェームズ・スクワイアの人柄や歴史を感じることができ、興味深いです。

食べ物

この日は、バジルソースがベースのシーフードのピザを注文(GAMBERONI $28)、普通に美味しかったです。注文はQRコードを自分のスマホで読み取り、オンライン上でメニューの閲覧、注文、決済まで完了。


食べ物のメニューは、数人でシェアできるものから、バーガーやパスタ、ピザ、サラダ、グリル料理、デザートまで色々揃っています。

LITTLE SQUIRE’Sという子供用のフードメニューもあり、ファミリーフレンドリーなお店。

メニューのページ:
https://www.jamessquire.com.au/brewhouses/the-lucky-squire/menus/

スペシャル ハッピーアワーなど

Lucky Localsと言って、月、水、木は食事と飲み物でA$25というスペシャルがあるよう、ハッピーアワーは月〜金の午後4:30〜6時。木〜日の夜はライブミュージック、火曜日の夜はトリビアも。

他州のJames Squireのブリューハウス

James Squireのブリュワリーはシドニー(Camperdown)にあり、ブリューハウスは現在オーストラリアに8軒あります。

NSW州: Sydney
VIC州: Melbourne, Wheelers Hill, Frankston
QLD州: Brisbane, Gold Coast, Sunshine Coast
WA州: Perth

スクワイアズ・ランディング(シドニー)

オーストラリア情報満載のDown Under オーストラリアなど運営されているEriさんの発信で、オペラハウスが見える素敵なブリューハウス、スクワイアズ・ランディングのことを知り、James Squireのクラフトビールのことも気になるようになりました。

いつか行ってみたい、シドニーのブリューハウススクワイアズ・ランディングのことが書かれたEriさんの記事はこちらです、ぜひ読んでみてください。

おわりに

今回偶然、THE LUCKY SQUIREの前を通りかかり、ゴールドコーストにもJames Squireのブリューハウスがあることに気がつき入ってみました。雰囲気良く入りやすい、1人でも、女友達とでも、家族でも、ランチ、ディナーにも気軽に利用できそうです。

ゴールドコーストでオーストラリアの人気クラフトビールが飲みたくなったら、THE LUCKY SQUIREに行ってみてくださいね。