こんにちは、Ruiです。
先日メルボルンへ行く用事があり、1日フリータイムがあったので、気になっていた、NGV(National Gallery of Victoria ビクトリア国立美術館 )で開催中のMoMA(ニューヨーク近代美術館)展に行ってきました。MoMA展の開催期間は2018年6月9日から2018年10月7日まで。
目次
NGV(National Gallery of Victoria:ビクトリア国立美術館)の場所
住所:180 St Kilda Road, Melbourne 3006
開館:毎日10AM-5PM
事前にオンラインでチケット購入
NGVはオーストラリアで最も入場者数が多い美術館。今回のMoMA展のように特に人気のある展覧会はかなり混雑します。入場当日、チケット購入のために長蛇の列に並ぶことは避けたかったので、事前にNGVのサイトでチケットを購入(大人A$28 プラス手数料A$4.50)をするのがおすすめ。
希望日を選択し、Eチケットに日にちが載ります。万が一、希望日に都合が悪くなった場合はどうなるのか?NGVのContactのページからメッセージで問い合わせをしてみました。希望した日にちに入展できなかった場合、他の日でもチケットは使えますとの回答。これで安心ですね。
当日は土曜日だったこともあり、チケット購入窓口に長い列ができていました。事前購入しておいてよかった!さっと入場できてストレスフリー。
無料のガイドツアーに参加
ボランティアによる無料のガイドツアー(英語)に参加、このツアーとても良かったです。時間が合えば参加をおすすめします!
開始時間は毎日10:30AM、12:30PM、2:30PMからの3回。
「予約は必要ありません。インフォメーションデスクで、ツアー開始の1時間前に登録してください(Booking not required. Please register at the information Desk one hour prior to the tour
)」とサイトに書かれています。実際は、MoMA展の入場チケットを持って一階のインフォメーションデスクにツアー開始の30分前に行っても余裕で大丈夫でした。
12:30PMからのツアー、参加者は30名ほど。各自ヘッドフォンを渡され、ガイドさんの説明をヘッドフォンから聞きます。
この女性ガイドさん、お話が上手で重要な作品をポイントを絞って興味深く説明してくださいました。あっという間に1時間半近く過ぎます。
ツアー後に、もう一回ゆっくり観たいセクションを一人で周り、5時の閉館まで、カフェでの休憩をはさみ楽しみました。
8つのセクション
MoMA展では下記の8つのセクションがあります。
1. ARCADIA AND METROPOLIS
2. THE MACHINERY OF THE MODERN WORLD
3. A NEW UNITY
4. INNER AND OUTER WORLDS
5. ART AS ACTION
6. THINGS AS THEY ARE
7. IMMENSE ENCYCLOPEDIA
8. FLIGHT PATTERNS
カチャカチャさんのサイトArt-Stormsの記事オーストラリア メルボルンでMoMA展に各セクションの説明が日本語で書かれています。
MoMA展で印象に残った作品
MoMA展では、ピカソ、ゴッホ、ダリ、ゴーギャンをはじめ世界の名画の数々を鑑賞でき大満足。
実際の作品を観て個人的に特に印象に残ったものをいくつか。
「La Japonaise: Woman beside the water」- Henri Matisse
自然をこよなく愛し「色彩の魔術師」と謳われ緑あふれる世界を描き続けたフランスの画家、アンリ・マティスの作品。この作品では着物を着た日本人女性に惹かれました。ツアーでもガイドさんがこの作品の説明に時間をかけていました。
「The persistence of memory」- Salvador Dali
スペインのシュルレアリスム(超現実主義)画家、サルバドール ・ ダリの「記憶の固執」。有名ですね、大好きな作品です。
「Drowning girl」- Roy Lichtenstein
ロイ・リキテンスタインの「Drowning Girl(溺れる少女)」。リキテンスタインの作品は、高尚な芸術とポップなイメージの融合現代芸術。
「Marilyn Monroe」- Andy Warhol
アンディ・ウォーホルの「マリリンモンロー」。
「Emoji」- Shigetaka Kurita (NTT DOCOMO Inc. Japan)
絵文字の開発者「栗田穣崇」が制作した176種類の絵文字。MoMAの永久収蔵品です。「栗田穣崇」は「NTTドコモ」が1999年に生み出した世界で初めての携帯電話IP接続サービス“iモード”の開発メンバー。カラフルでシンブルな顔文字など、表現豊かな絵文字、日本が誇るアートですね。
MoMA展と同時開催 子供向け展示「NEW YORK! NEW YORK! FOR KIDS」
MoMA展開催に合わせての子供向けの展示、NEW YORK! NEW YORK! FOR KIDS。入場料無料。マルチメディアプロジェクターなどで、活気溢れるニューヨークの街並みを体験でき、大人も楽しめちゃいます。
見どころ満載のNGV(ビクトリア国立美術館 )。今回わたしは午後12:30分からMoMA展ガイドツアーに参加し、閉館の5時までいましたが、絵画、インスタレーション作品数が多く、じっくり鑑賞するには時間がちょっと足りなく感じました。開館の午前10時から訪れ、カフェで軽くランチをして丸一日過ごすのがゆっくりできていいと思います。