世界各地75の都市で開催されてきた人気のゴッホのデジタルアート展、ついにブリスベンで開催。早速この体感型アート展を楽しんできました。
ブリスベン、ハミルトンで開催期間は2021年10月29日から2021年12月23日まで。
目次
ゴッホ・アライブ展(ブリスベン)入場チケットの買い方
事前に時間を指定しチケットの購入が必要です。
公式ウェブサイト経由TICKETEKで購入、大人$35。
https://vangoghalive.com.au/brisbane/
チケットのキャンセル返金は基本的に不可なのですが、少し追加の料金(大人二人分で$6.10)を払うと返金可にできるので、念のためそのようにしました(コロナとかもあるし!)。
1時半入場でチケットを購入し…当日は軽食をとるため12時前早めに会場に着いていました。12時ごろ、空いているのでいつでも入っていいです、と展覧会スタッフの方に言われたので、1時ごろ入場。平日だったのと、まだ開催初めのほうなので混んでなかったのかも。
ゴッホ・アライブ展 Van Gogh Alive Brisbane 行き方と会場
会場の住所:
257 MacArthur Ave, Hamilton QLD 4007
公式サイト:
https://vangoghalive.com.au/brisbane/
わたしはブリスベンCBDに宿泊していたのでライドシェア(割引クーポンがあったので今回はDiDi)を利用、片道13ドル位、渋滞なしで15分ほどでした。フェリーやバス、電車などでのアクセスも可能、車で来場の場合はMacArthur Aveから入れる駐車場があります。
会場入り口前にはクロワッサンやバナナブレッド、飲み物を注文できるデッキカフェがあり、会場内にもカフェがあります。
会場は仮設の建物なので、トイレは会場外に設置されたトラックの中になります、入るのちょっと躊躇しますよね、でも洗面台もついていて、きれいにメンテナンスされていましたよ。
ゴッホ・アライブ展 会場内
入場すると、向かって左手にカフェ、ゴッホ柄の車レクサス、ゴッホの部屋が展示されていて、ギフトショップも同じスペースに。
あと、ゴッホの20作品ほどの説明も展示されていて、しっかり全部読みました。
ゴッホ・アライブ展 ゴッホの芸術空間を体験
展示会場内、写真や動画撮影OKです。ただしフラッシュや三脚などの使用不可。
最初のお部屋は天井に「星月夜」。ゴッホ晩年の作品、彼の不安を映し出しているかのよう。
次の大きなお部屋では、クラシック音楽などに合わせて、3000枚以上のデジタルイメージが映し出されます。上映時間は30分ちょっと。友人たちも一緒だったので、一回鑑賞で終わりにしましたが、2回鑑賞したいくらい楽しめました。
ベンチがいくつも設置されているので、座ってゆったり鑑賞するのも良いですし、歩きまわって色々な角度から楽しむこともできます。
日本の浮世絵から影響を受けた作品も。
Grande Experiences社が制作したこの「Van Gogh Alive」では、ゴッホの芸術性に浸り、彼の世界に入り込むというユニークな体験ができます。
光、色、音、香りの鮮やかなシンフォニーに包まれた多感覚体験ですね。
思い入れがある曲も何曲かあり、涙腺がゆるんでしまう場面も。
香り?そう、会場内には香りも漂っています。トップノートにはナツメグなど、ミドルノートにはレモンやシダーウッド、ベースノートにはサンダルウッド、アンバー、ムスク。リラックスできる心地よい香りです。
ゴッホの素晴らしい作品の数々の中でも「星月夜」格別に好きです。あとは「花咲くアーモンド」も。
まるでゴッホの絵の中に入り込んだかのような感覚を味わうことができます!
出口へ続くお部屋はひまわりでいっぱい。写真撮影を楽しめるように設置されています。
ゴッホ・アライブ展 お土産選び
光、色、音、香りのシンフォニーの余韻に包まれながら、ギフトショップを見てまわります。キーホルダーやティータオル、アイスバケットや傘、素敵なアイテムがたくさんありました。
おわりに
さまざまなサイズのスクリーンに映し出されるゴッホの作品、写真、彼の残した言葉、どれも印象的でした。デジタル時代の新しい形のアート展を体験できました。
ブリスベンでの開催は2021年12月23日までなので、お近くの方、興味があればぜひ、行かれてみてくださいね。
【追記:2023年5月28日】
世界で最も多くの人が訪れた没入型体験「Van Gogh Alive」展、 850万人以上の来場者。 北京、ベルリン、デンバー、ロンドン、マドリッド、ローマ、シドニーを含む80以上の都市で開催されました。
現在はフランクフルト、神戸、バンコクで開催中。