前回の日本一時帰国中、2025年1月中旬に１週間の沖縄旅行へ行ってきました。
沖縄で食べたかったものの１つが沖縄そば。那覇でとても美味しい沖縄そば定食を頂きました。創業30年以上の隠れ家的な雰囲気のお店、沖縄の伝統的な味を楽しむことができました。
本記事では、そんな富久屋でのランチ体験をお届けします。
富久屋（ふくや）お店の場所と雰囲気
沖縄旅行2日目、首里城観光の前にランチをすることにしました。
沖縄そばが食べたいけどガイドブックに載っていた沖縄そばのお店は定休日だったので、Googleマップで検索し、首里城から徒歩5分ほどの富久屋へ向かうことに。予約なしで行って並ばずにすぐ入れましたが、レビューを見ると結構並ぶこともあるようなので、時期によるのかと。
お店は細い路地の奥、駐車場の向こう側にあって、少しわかりづらいかもしれません。
ここで右に曲がります。
突き当たり左手がお店の入り口。
お店に入ると木の温もりを感じる落ち着いた空間が広がっていました。店内は畳のお座敷と、大きなテーブルの席、掘りごたつ式？の席も。入り口で靴を脱いでくつろげるのも嬉しいです。お店の方も明るく感じが良かったです。
わたし達はテーブルの席へ。4人掛けのテーブルを2人でゆったり使えました。
富久屋（ふくや）で注文した沖縄そば定食
メニューには定食の他に沖縄そばの単品（700円）など一品料理もいろいろありました。
定食についてくる小鉢のお料理の内容がメニューに書かれていなかったので、店員さんに聞いてみることに。
すると「50年前の首里のお祝い膳を残したくて作り続けている」お料理とのこと。伝統を大切にしていることが伝わってきました。
沖縄そば定食（1400円）を注文。その後すぐにお茶をいただけました。
沖縄そばとは？
沖縄の代表的な麺料理で、小麦粉を使った独特のコシのある麺に、豚骨やカツオだしのスープを合わせたもの。具には三枚肉（豚のバラ肉）、かまぼこ、ネギがのっていることが多い。
沖縄そば定食の内容
定食には、沖縄そばに加えて様々な伝統的な料理がついていたのが嬉しい。ちょっとずつ食べてみたかった！
- 沖縄そば：あっさりしたスープで食べやすく、優しい味わい
- お赤飯：ごま塩をかけていただく
- もずくの酢の物：さっぱりしていて箸休めにぴったり、沖縄の海の味
- ジーマーミ豆腐：ピーナッツ豆腐、濃厚でモチっとした食感が美味しい
- ビラガラマチ：かまぼこをネギで巻いたもの、酢味噌タレで
- どぅるてん：沖縄名産の田芋を使った料理「どぅるわかしー」を衣をつけて揚げたもの
- かんぴょうイリチィー：かんぴょうの炒め煮、甘辛い味付け
どれも上品で美味く沖縄郷土料理を少しずつ楽しめました。ちょうど良いボリュームで完食しました！
他の定食メニュー
定食は沖縄そば定食のほかにもいろいろありました。沖縄の方言（ウチナーグチ）で書かれているので、外国語のように感じました。今後のメニュー選びの参考に、これらの定食のメインのお料理がどういうものなのか調べてみました。
- いなむどぅち定食
いなむどぅち：豚肉やシイタケを白味噌で仕立てた白味噌ベースの汁物 - 中味定食
中味：丁寧に下ごしらえした豚のモツを使った汁料理 - ゆし豆腐定食
ゆし豆腐：固める前のふんわりとした柔らかい豆腐。定食ではゆし豆腐のお味噌汁 - んむわかしー定食
んむわかしー＝「芋（いも）を使った料理」: 紅芋と豚肉のお味噌汁 - むじぬ汁定食
田芋の茎(むじ)と実、島豆腐、豚肉をカツオ出汁で煮て、お味噌で味付けした汁料理
分からないメニューは、注文する前にお店の方に確認するのが良いでしょう。
沖縄の郷土料理はユニークな名前が多いので、現地で実際に食べると楽しい発見がありますね。
おわりに
富久屋の沖縄そば定食は、昔ながらの沖縄の食文化を感じられるものでした。お店の雰囲気も素敵で、ゆったりとした時間を過ごせるのも魅力的です。
首里城近くで沖縄そばや沖縄の伝統料理を味わいたい方に、おすすめのお店です。
富久屋（ふくや）
住所：沖縄県那覇市首里当蔵町１丁目１４
営業時間：木曜日〜日曜日 11時30分〜14時30分、18時30分〜21時
（定休日：月曜日〜水曜日）
※定休日は時期によって異なるかもしれないので行かれる前に確認ください
※支払いは現金のみでした