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オーストラリアで過ごすイースター(復活祭)&2025年 ゴールドコーストのイースターイベント情報




イースター(復活祭)は、イエス・キリストの復活を祝うキリスト教の重要な祝日です。家族や友人と集まり、エッグハントや食事を楽しむなど、多くの国で春の訪れを感じさせる行事です。

オーストラリアでは、イースターは秋にあたる4月に祝われ、毎年日付が変動し2025年のイースターサンデーは4月20日です。この時期、各地でさまざまなイベントが開催され、ゴールドコーストでも家族向けの楽しい催しが行われます。

ゴールドコーストでのイースターイベント

ゴールドコーストでイースター期間中に予定されているイベントをいくつかご紹介します。

  • サンクチュアリー・コーブ・イースター・エッグストラバガンザ
    2025年4月20日(日)午前10時から、ホープアイランドのマリンビレッジがイースターのワンダーランドに変わります!無料の家族向けイベントで、ポニーライド、ふれあい動物園、クラフト、フェイスペインティング、イースターバニーの訪問など、多彩なアクティビティが楽しめます。
  • イースター・イン・ザ・レーンウェイ
    2025年4月20日(日)、サーファーズパラダイスの中心部で、イースターバニーの訪問、無料のフェイスペインティング(午後12時から3時まで)、ライブミュージックなどが楽しめるイベントが開催されます。(18日、19日もイースターイベント有り)
  • アクティブ&ヘルシー・イースターエッグハント・ダンスパーティー
    2025年4月16日(水)午後1時から2時まで、ゴールドコースト市が主催する無料または低価格のスクールホリデーアクティビティの一環として、イースターエッグハントとダンスパーティーが開催されます。
  • ゴールドコースト最大のイースターエッグハント
    2025年4月19日(土)HOTAで開催されるこのイベントでは、子どもたちがエッグハントを楽しめるほか、イースターにちなんだアクティビティやエンターテイメントも用意されています。エッグハントは午前9時から12時半、30分毎に開始。(子ども1人あたりA$10の参加費が必要です。大人は無料ですが、子供と一緒に参加する必要があります。また、オンラインチケット購入時には$4の取引手数料が適用されます。詳細や予約については、公式サイトをご確認ください。)

教会が主催するイースターイベントなど他にも色々とあると思います。

イースターに何を食べる?

オーストラリアのイースターでは、伝統的なイースター料理やスイーツが楽しめます。代表的なものを紹介しますね。

  • ホットクロスバンズ

ホットクロスバンズ(Hot Cross Buns) は、イースターの時期に食べられる伝統的なパンです。柔らかいパン生地に、レーズンやスパイス(シナモン、ナツメグなど)が練り込まれ、表面にはクロス(十字)の模様がついています。

スーパー(Woolworths、Colesなど)やベーカリーで販売されます。イースターはまだまだ先なのに、ずいぶん早くから売られているのを目にします。

トラディショナル(レーズン&スパイス入り)、チョコレートバンズ、アップル&シナモンなど色々な種類があります。

わたしはトラディショナルをトーストしてバターを塗って食べるのが好きです!イースターシーズンは朝食やおやつに食べています。

  • イースターエッグ & チョコレート


スーパーやデパートには、卵型やウサギ型など様々なチョコレートが並びます。


また、ビルビー(Bilby)型のチョコレートも売られています。この時期チョコレートをつい食べすぎてしまいます!

ビルビー(Bilby)はオーストラリア固有の有袋類で、長い耳と体型がウサギに似ているため、「イースターバニー(イースターのウサギ)」に代わる象徴として注目されています。特に、外来種であるウサギがオーストラリアの生態系に悪影響を及ぼしている背景から、ビルビーは環境保護のシンボルとしても位置づけられています。また、絶滅危惧種であるビルビーを保護する啓発活動の一環として、イースター時期にはビルビー型のチョコレートが販売され、その収益が保全活動に活用されています。

ビルビー型のチョコレート
  • シーフード(特にグッド・フライデー)

 オーストラリアでは、グッド・フライデー(聖金曜日) に肉を避ける伝統があるため、魚やシーフードを食べる人が多いです。


わたしもエビ(Prawn)やスモークサーモン、BBQで鯛のアルミ蒸し焼きなどシーフードを食べます。フィッシュマーケットでオーブンに入れて焼くだけで良いロブスターのテルミドールなどを買ってくるのも簡単で豪華です。

  • ラム(Lamb)

イースターサンデー(復活祭の日曜日)のランチには、ローストラムがよく登場します。

  • パブロバ(Pavlova)

メレンゲベースに生クリームとフルーツをたっぷりのせたスイーツで、イースターにもよく食べられます。

パブロバのベースを買えば簡単華やかなパブロバができます。これらはウールワースで売られているもの。

  • イースター・ロースト(Easter Roast)

家族や友人と集まって、ロースト料理(ビーフなど)を囲むことも。ポテトや野菜の付け合わせと一緒に。

イースターの思い出 お洒落すぎるイースターブランチ、ランチ!

わたしはイースターは、友人宅や自宅でのんびりシーフードの食事とおしゃべりを楽しみながら過ごすことが多いです。

特に思い出深いのは、ヨーロッパ系の友人夫妻宅で何回か一緒に過ごしたイースター。手作りのイースターのお料理の数々にデザートなど。どれも心のこもったものばかりでした。写真をいくつか載せますね。

こちらは、イースターブランチ。

イースターランチ。なんて可愛らしい!ヒヨコに見立てた卵料理。

デザートも手作りです。

Easter lunch dessert

イースターのデコレーションも素敵で、見ているだけでワクワクでした。この大切な友人夫妻はとてもクリエイティブでお料理もプロ並み。見た目も美しく、とっても美味しかったです。

可愛いうさぎ耳のカチューシャは、数年前にウールワースのレジで無料でもらえたものです!イースターの集まりに着けていきます(笑)。

イースターの時期にスパークリングワインをこんなに可愛いラッピングで持ってきてくれました。

イースターを彩るアイテム どこで買う?

スーパーやデパート

Easter goods
Myer

Woolworths(ウールワース)、Coles(コールス)、Target(ターゲット)、Kmart(Kマート)、Myer(マイヤー)などスーパーやデパートで色々なイースター向けの商品を入手できるので早めにチェックしておきたいですね。

Spotlight(スポットライト)

Spotlight(スポットライト)では、イースター向けのクラフト用品も売っています。自分でペイントして、手作りのイースターエッグを作ったりするのも楽しいですね。

Spotlight(スポットライト)は、オーストラリア各地に展開する大手クラフト&ホームファブリック専門店です。主に生地、裁縫用品、手芸材料、インテリア用品、パーティーグッズなどを取り扱っています。また、シーズンごとの装飾品やホビー用品も充実。オーストラリア国内の主要都市に店舗があり、オンラインショップも利用できます。VIPメンバー(無料)になるとお得な特典がいろいろありますよ。
https://www.spotlightstores.com

スポットライトで買ったビロード生地をテーブルクロスに

友人に教えてもらって真似をしているのですが、スポットライトで売っているビロードの生地(Velvet Fabric)を切りっぱなしでダイニングテーブルのテーブルクロスにしています(うちは丸テーブル)。イースターは黄色、その他、グレー、黒、赤(クリスマス用)、ブラウンなど何色か持っています。お手頃なお値段なので気にせずラフに使えます!お洗濯もネットに入れて洗濯機でできるし、すぐに乾くので重宝しています。

Etsy(エッツィー

あとは、イースターの小物やデコレーションアイテム、ギフトなどEtsyで探すのも面白いです。ユニークで素敵なハンドメイド商品が見つかるかもしれません。わたしは贈り物をEtsyで見つけることが多いです。地元のクリエイターやアーティストを応援できるのも良いですね。

おわりに

シドニー・ロイヤル・イースター・ショー

ゴールドコースト以外でも、オーストラリア各地でイースターを祝うイベントが開催されます。

例えば、シドニーではシドニー・ロイヤル・イースター・ショーが2025年4月11日から22日まで開催され、エンターテインメント、ふれあい動物園、カーニバルライド、ショーバッグなど、多彩なプログラムが楽しめます。(Sydney Royal Easter Show

2025年のオーストラリアのイースターの日程

2025年のオーストラリアではイースターは4連休の祝日です。

グッドフライデー(Good Friday)から始まり、イースターマンデー(Easter Monday)までの4日間が祝日となります。公共機関や多くの企業は休業になり、特にグッドフライデーはスーパーなども休業になるところが多いので注意が必要です。

  • グッド・フライデー(Good Friday)4月18日(金):イエス・キリストの受難と死を記念する日で、日本語では「聖金曜日」と訳されます。
  • イースター・サタデー(Easter Saturday)4月19日(土):イースター前の土曜日で、特定の宗教的行事は少ないものの、連休の一部として重要視されています。
  • イースター・サンデー(Easter Sunday)4月20日(日):イエス・キリストの復活を祝う日で、日本語では「復活祭」とも呼ばれます。
  • イースター・マンデー(Easter Monday)4月21日(月):イースター翌日の月曜日で、連休の最終日となります。


イースターは、家族や友人と過ごす良い機会でもあります。地元のイベントに参加したり、自宅でのんびり過ごしたりと、それぞれのスタイルで楽しんでみてはいかがでしょうか。

Happy Easter!