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ヨーロッパ旅行【イギリス・ロンドン 1日目】ヒースロー空港からホテルへ、夜はミュージカル鑑賞(旅日記⑨ Day9/58)




2024年4月から6月にかけてアメリカ経由でヨーロッパ旅行をしました。

本記事では4月中旬、ロンドン滞在1日目の様子をお届けします。

今回の旅の概要は【まとめ】記事をご覧ください。

ロンドン・ヒースロー空港からホテルへ地下鉄で移動

London Heathrow Airport(ロンドン・ヒースロー空港)の到着ラウンジでゆっくりした後、Holborn(ホルボーン)駅近くのホテルへ向います。

4月中旬のロンドン、思っていた以上に空気がひんやり。ニューヨークの暖かさから一転、ロンドンの最低気温は4度くらいとのことで、真冬のように感じます。半袖Tシャツにフリース、ウルトラライトダウンまで着込んでいるのに、それでも寒いくらいでした。

ホテルまでは、2022年に開通したElizabeth Line(エリザベス線)を使うとHolborn駅まで22GBP。Underground(地下鉄)のPiccadilly Line(ピカデリー線)なら5.6GBPで行けるのでピカデリー線に乗ることに。

ロンドンのTube(チューブ)とは?ロンドンの地下鉄(London Underground)の愛称です。

オイスターカードを券売機で購入しました。発行手数料が7GBPかかりますが、今回の旅で使っているトラベルマネーカードがApple Payに対応していないので、いちいちカードを取り出す手間を考えると、オイスターカードの方が便利かと。

ロンドンのチューブ(地下鉄)かなり狭く感じます、閉所恐怖症気味なので余計そう感じるのかも。車両自体も東京の地下鉄と比べてコンパクトな印象です。車内では皆さん静か。

ニューヨークの地下鉄とは雰囲気が違って、なんだかオーストラリアにいる時のような感覚に。

駅にスタッフの方がいるのもありがたいです。困った時に尋ねられるのは心強いですね。

ホテル最寄り駅のHolborn(ホルボーン)駅までは1時間ほどで到着しました。

座れたのはラッキーでしたが、二人ともニューヨークからの長旅の疲れでフラフラです。わたしの咳もひどくなってきて、喉の痛みも気になっていました。

ホテルに到着 メルキュールロンドンブルームズベリー


ロンドンで7泊したホテルは、Mercure London Bloomsbury(メルキュールロンドンブルームズベリー)。

フランスを拠点とするAccor Group(アコーグループ)のホテルです。アコーグループ、世界100ヶ国5100以上のホテルがあり、今回の旅、ヨーロッパでは同グループのホテル、IBIS(イビス)やMercure(メルキュール)に何回か泊まりました。大きなグループのホテルなので安心感があります。

Holborn(ホルボーン)駅で降りましたが、次の駅Russel Square(ラッセルスクエア)駅で降りても、約500メートル、徒歩7分ほどでホテルに到着。


DoubleTree by Hilton London – West Endホテルと同じ通りにあり、数軒隣でした。この辺りはホテルがたくさん並んでいるエリアのよう。

泊まったホテルMercure London Bloomsburyは、ロンドン中心部のブルームズベリー地区に位置し、British Museum(大英博物館)へは徒歩約10分。Covent Garden(コヴェント・ガーデン)や Oxford Street(オックスフォード・ストリート)などの観光スポットへのアクセスも良いです。

ホテルから大英博物館へのルート:


ホテルに到着したのは10時20分頃。アーリーチェックインを10時で手配していたので、ちょうど良いタイミングでした。

ツインのお部屋を予約していたのですが、お部屋に入ってみると、二つのベッドがくっつけられて一つにセッティングされていました。スタッフの方に連絡し、すぐにツインのセッティングに戻してもらえました。

今回泊まったお部屋は3階で、窓からの眺めはビルの壁!ですが、通りに面していないので静かで良かったです。


お部屋を予約した際は冷蔵庫がないお部屋だったのですが、なんと小さい冷蔵庫がありました!1週間の滞在なので冷蔵庫があると助かります。

ケトルとコーヒー類も用意されています。セーフティーボックスもありました。

バスルームは、シャワーとバスタブが一体型のもので、シャワーの水圧は普通でした。バスタブは小さいです。バスルームのアメニティは環境に配慮して最小限。


一つだけ気になったのは、夜に他のお部屋の方がシャワーを使うと、水が流れる音が結構はっきり聞こえることです。ただ、隣室の話し声は全く聞こえなかったので、皆さんお一人で泊まっているのかな?と思いました。

新しいホテルではなくコンパクトなお部屋ですが、ロンドン観光にとても便利な立地、フレンドリーなスタッフ、料金、全体としては、わたしたちにとっては満足のお部屋でした。

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メルキュールロンドンブルームズベリー ホテル周辺 薬局とスーパーマーケットへ

体調が優れなかったので、まずはシャワーを浴びてから少し仮眠をとり、午後3時頃にホテルを出て、徒歩約6分の距離、Holborn駅前のSainsbury’s(セインズベリーズ)というスーパーマーケットへ行ってみることに。このスーパーは滞在中何回も利用しました。

この辺りには小さいスーパーがいくつかあるようですが、駅前のSainsbury’sは大きくて品揃えが良いと、ホテルのレセプションの方に教えてもらいました。

その前に、スーパーの隣にあるBoots(ブーツ)という薬局に立ち寄りました。薬剤師さんにわたしの症状を伝えて、相談してみることに。

熱がちょっと上がってきたので、薬局に行く前に、アメリカの空港でもらった検査キットでコロナのテストをしてみたのですが、結果は陰性でした。一安心です。

薬剤師さんおすすめのコフシロップ(咳止めシロップ 商品名:Chesty Cough Relief by Boots)を購入。これを飲み始めてから咳の回数は減ったように感じます。

薬局の後は、お隣のSainsbury’sでお買い物です。

チキンとモッツァレラチーズのバゲット、パスタサラダ、コールスロー、お水、小さいヨーグルトなどを買いました。コールスローはすごくクリーミーかと思いきや、意外とさっぱりしていて美味しかったです。今日のお昼と夜ご飯はこれらで済ませました。


このHolborn駅周辺は、チャイニーズやお寿司、焼肉など多国籍な飲食店も多く、もちろんイングリッシュパブもあります。スーパーや薬局、コインランドリー(Boswell Laundrett ホテルから徒歩3分)も近くにあり、本当に滞在に便利なロケーションでした。

プリンス・オブ・ウェールズ劇場でミュージカル鑑賞「Book Of Mormon(ブック・オブ・モルモン)」

体調が万全ではなかったので、夜に予約していたミュージカル「Book Of Mormon(ブック・オブ・モルモン)」を観に行くかどうか少し迷いました。24時間以内なのでクレジット返金はないし、せっかくの機会なので頑張って行くことに。

わたしが観たかった、明日に予約していた「Frozen(アナと雪の女王)」は、残念でしたが体調第一でキャンセルしました(涙)。チケット購入時に数ドルでキャンセル保険をかけておいて良かったです。このキャンセル分のクレジットは、その後TodayTixのカスタマーサービスに連絡をしてオーストラリア国内で使えるようにしてもらえました。

今回のミュージカルや、ニューヨーク・ブロードウェイでのミュージカル「Chicago」もデジタルチケット販売プラットフォームのTodayTixでチケットを事前に予約していました。

会場のPrince Of Wales Theatre(プリンス・オブ・ウェールズ劇場)までは、ホテル最寄駅から地下鉄ピカデリーラインでたった3駅(2.9GBP)。あっという間に着きました。Piccadilly Circus(ピカデリーサーカス)駅で降り地元の皆さんに混じって移動している感じが楽しかったです。

かなり早く着いてしまったので、ピカデリーサーカス周辺を散策しながら写真を撮ったりしました。


シアターのスタッフの方に開場時間を尋ねたところ、ドアが開くのは開演の30分前とのこと。それまでトイレに行きたければ、近くのパブや映画館のトイレを使えるよと親切に教えてくれました。パブは、お店を通らなくてもトイレだけ利用できるところが多くて、良心的です。

いよいよ開場して劇場の中へ。ニューヨークで観た「シカゴ」の劇場よりもモダンな内装で、座席のスペースもまあまあゆとりがあって快適です。こちらも良心的だなと思ったのは、バーカウンターにある大きなジャグに、お水が無料で用意されていて、持ち込んだカップに注いで飲めること。


客席は若い方が多い印象でした。わたしたちのチケットは安い席だったからかもしれません。後ろから3番目くらいの席でしたが、役者さんの表情も十分見えましたし、そんなに遠くには感じませんでした。

通路から3番目の席だったので、閉所恐怖症気味のわたしでも大丈夫でした。うとうとしながらも(体調不良で)、大体のお話は追えていました。

「ブック・オブ・モルモン」は、2011年にブロードウェイで初演されたミュージカル・コメディです。モルモン教の若い宣教師2人が、アフリカ・ウガンダの村で布教活動に奮闘する様子を、風刺とブラックジョークたっぷりに描いています。クリエイターは「サウスパーク」のトレイ・パーカーとマット・ストーン、そして「アベニューQ」のロバート・ロペス。2011年のトニー賞で作品賞を含む9部門を受賞し、世界的なヒット作となっています

オーストラリアでの公演を観た友人知人も面白かったと言っていました。

ブック・オブ・モルモン(Wikipedia)

こういう感じ(コメディ)のミュージカルを観るのは初めてだったので、ユニークでかなり攻めた内容だと感じました。お上品でない!単語がいっぱい出てくるのもびっくりでした(汗)。

ショーが終わるとすぐに劇場を出て、ホテルに戻りました。


夜10時半頃にHolborn駅に到着したのですが、結構人が歩いていて、多くの飲食店も開いていました。

ホテルのレセプションの方も「夜11時にシフトが終わって歩いて帰るけど大丈夫」「警察もよく見回りしているし安全な地域だよ」とおっしゃっていました。

ホテルに戻ってからは、すぐにベッドに入って眠ってしまいました。

おわりに

ロンドン到着日、ヒースロー空港からの移動、ホテルにチェックイン、そして夜のミュージカル鑑賞と、ハードでした。

体調が万全ではなかったのは残念でしたが、無事にホテルにたどり着き、予約していたミュージカルも観ることができて、なかなか達成感のある一日でした。

ニューヨークからロンドンへ来て、二つの都市の違いを感じられたのも興味深い体験でした。

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