2024年4月から6月にかけてアメリカ経由でヨーロッパ旅行をしました。
本記事では4月中旬のニューヨーク4日目、マンハッタン観光の様子をお届けします。この日は日中は夏のような気候で半袖でした。ワールド・トレード・センターやセントラル・パークへ。
今回の旅の概要は【まとめ】記事をご覧ください。
目次
グランド・セントラル駅からワールド・トレード・センターへ
起床遅め、ホテルでの朝食後、Metro(地下鉄)でWorld Trade Center(ワールド・トレード・センター)に向います。
ホテルに直結しているGrand Central Station(グランド・セントラル駅)で、創業100年以上の歴史と世界的な知名度を誇る老舗オイスター・バーやロブスターロールが食べられるLUKE’Sなどをさっとチェックして(食べる機会なかったですが…)、地下鉄乗り場へ。
紙の地下鉄路線図をインフォメーションの窓口でもらっておくと便利です。4線に乗車して(Downtown方面、色々他の線でも行けます)、Fulton Street(フルトン・ストリート)駅で下車。乗車時間11分くらい、近いですね。フルトン・ストリート駅からワールド・トレード・センターまでは徒歩5分ほどでした。
地下鉄は改札ゲートでクレジットカードやデビットカードをタップするだけ、わたしはApple Payに入れているVisaで。出る時はタップする必要ないです。料金はUSD2.90。
ワールド・トレード・センターが見えてきました。途中、素敵なスターバックスが。
9.11の惨事を乗り越えて、今は超高層ビルが立ち並ぶWorld Trade Center(ワールド・トレード・センター)。ツインタワーの跡地には2つの記念碑(メモリアル)が造られ、一帯は9.11メモリアルと呼ばれています。
2つの巨大な正方形のメモリアル(プール)には、多くの犠牲者の名前が刻まれていて、所々に花が添えられていました。記念碑を囲むように400本以上のスワンプ・ホワイトオークが植えられています。犠牲者の追悼と平和を祈るばかりです。
周辺にはWTCの中心となる104階建のビル、展望台(ワン・ワールド・オブザーバトリー)があるワン・ワールド・トレード・センターの他、建設中も含め、5つの高層ビルが再建されています。
2013年11月に完成した72階建の高層オフィスビル、4ワールド・トレード・センターの設計を担当したのは日本人建築家、槇文彦氏。
とても印象的だった白く輝く交通拠点、ワールド・トレード・センター・トランスポーテーション・ハブ。10の地下鉄路線などが乗り入れています。白亜の大理石を使った建物は別名「オキュラス」と呼ばれ、鳥を表現した外観とスケートリンクのようなホールが特徴です。
時間があれば展望台にのぼったり、ミュージアムを訪れるのも良いですね。
セントラル・パーク
次は、マンハッタンのほぼ中心に位置する緑に囲まれた都会のオアシス、Central Park(セントラルパーク)へ向かいます。
地下鉄WTC Cortlandt駅からUptown & The Bronx(アップタウン&ブロンクス)方面、1線に乗って、59-St Columbus Circle駅で下車、乗車時間20分くらい。セントラル・パークは駅を出てすぐ、乗り換えなしで来れました。
New York City Subway(ニューヨーク・シティ地下鉄路線図)
https://new.mta.info/map/5256
セントラル・パーク入り口近くのモニュメント。
セントラル・パーク入り口付近で、複数のPedi Cab(ペディキャブ)ガイド付きツアーのドライバーさんから声をかけられました。
何人かのドライバーガイドさんとお話をして、セネガル出身のフレンドリーな方のペディキャブ・ツアーを選びました(”東京”と書かれたTシャツを着ていて親近感!)。
60分弱のツアーで、パーク内の有名なスポットの説明がたくさんありました。何ヶ所かでペディキャブを降りて写真を撮る時間もあり、ガイドさんが、わたしたちの写真をたくさん撮ってくれました。
最後はメトロボリタン美術館前で降ろしてもらい、USD70+チップ。お客さんがあまりいない日だと言っていたので、このお値段はかなり割引してくださったのでは。広大な公園を効率よく回れ満足。支払いはガイドさんがデバイスを持っているのでタップ&ペイで大丈夫でした。
レトロな馬車でまわるツアーもあります!あと、セントラル・パーク周辺で自転車をレンタルするのも良いですね。
南北約4キロ、東西約800メートルに広がる広大なセントラル・パーク。東京ドーム約68個分の広さだそう。自分たちで歩いて周るのはかなり大変ですね。
旅行出発前に、ペディキャブツアーを予約しようか迷い、予約せずに現地へ。オフピークの時期だと予約なしで現地で値段交渉するとお得に乗れるかも(ドライバーガイドが持っている価格表の値段はお高めなので交渉が必要です!)。混み合っている時期や、絶対にペディキャブツアーをしたい場合は、ツアー予約会社で事前予約した方が安心だと思います。
桜など咲きほこる園内、馬車が行き交う様子も素敵でした。
周った主なスポット:
- 様々な映画のロケ地(『ホーム・アローン』など)
- Strawberry Fields – John Lennon Memorial(ストロベリー・フィールズ – ジョン・レノンメモリアル)
- Bethesda Fountain(ベセスダの噴水)
- The Mall and Literary Walk(ザ・モール&リテラリー・ウォーク)美しい並木道
- Bow Bridge(ボウ・ブリッジ)- スパイダーマンの撮影地として有名な橋
- Fifth Avenue(五番街)沿いの高級アパート群
ペディキャブに乗ったまま、他にも色々なスポットを見れました(写真撮れてない、覚えてないところも…汗)。その他見どころは、ベルヴェデーレ城(スコットランド風の石造りのお城)、不思議の国のアリス像、カルーセル(1903年に作られたレトロな回転木馬)など。
ツアー中に撮った写真を何枚か載せますね。
冬はスケートリンクが設置される、ウォールマン・リンク。ニューヨークの街を背景に。
ベセスダの噴水。羽根を広げた水の天使、ベセスダの像が立つ噴水。
ストロベリー・フィールズは、ジョン・レノンが暗殺されたダコタ・アパートの向かいにある広場。ジョン・レノンを偲んだ「イマジンの碑」が広場中央にあり、今でも多くのファンが訪れます。この日もシンガーがジョンの曲を歌っていました。
ジョン・レノンとオノ・ヨーコさんが暮らしたニューヨークを象徴する歴史的なアパート、ダコタ・ハウス。ガイドさんによるとオノ・ヨーコさんは今もここで暮らしているそう。
スパイダーマンの撮影地として有名な橋、ボウ・ブリッジ。
高級アパート、The San Remo(ザ・サンレモ)、2つの塔が特徴的です。
セントラル・パークでのペディキャブ・ガイドツアー、風を感じながらの爽快な体験でした。
メトロポリタン美術館
午後4時10分ごろ、Fifith Avenue(5番街)に面するセントラル・パークの東端に位置するThe Metropolitan Museum of Art(メトロポリタン美術館)に到着。
この日は閉館時間が午後5時で、30分ちょっとの滞在で入場料がUSD30…なので、諦めかけました。が、警備員さんに16時30分からは入場無料になると教えていただき、短時間ですが入館することに。(金曜日と土曜日は閉館時間が午後9時なんですよね…。)
駆け足でしたが、モネ、ピカソ、クリムトなどの作品も観ることができました。広大なメトロポリタン美術館、またいつか時間をかけてじっくり鑑賞したいです。
5番街からバスでグランド・セントラル駅方面へ
Fifth Avenue(5番街)メトロポリタン美術館近くのバス停からルートM2バスに乗ってみました。前方から乗車、タップ&ペイ、地下鉄と同じUSD2.90。
5番街、シャネル、プラダなど高級ブランドショップを車窓から眺めました。
ホテル近くのグランド・セントラル駅には停まらない?運転手さんに聞いたけどよくわからず、ホテルまで徒歩で戻れそうなところで適当に降りました。バスを降りるとMUJIが(無印良品)!店内で癒されました笑
夕食は日本食材店「片桐」のお弁当
夕食はマンハッタン初日に見つけ気に入った、ホテル近くの日本食材店(片桐)でまたお弁当を買うことに。
Katagiri Grand Central
370 Lexington Avenue Ste#107 New York, NY 10017
わたしは塩サバ弁当、夫は照り焼きサーモン弁当。伊藤園のお〜いお茶と一緒に、ほっとしますね。デザートは、同じく片桐さんで買った、いちごのミルクレープとロールケーキ。
おわりに
日中は無理して動いたけど、実はまだくしゃみからのぎっくり腰が痛いです。それに風邪?咳も昨日より酷くなってます。なので部屋でゆっくり夕ごはんを(しかも日本食)食べられるのが嬉しい!
明日はロンドンへの移動日です。朝の空港までのUberの予約をして早めに就寝します。
ニューヨーク、セントラルパークのペディキャブガイド付きツアーとは?
ニューヨークのセントラルパーク内をペディキャブ(自転車タクシー)で観光するツアーです。ペディキャブは、運転手が自転車をこぎながら後部にお客を乗せる形式の乗り物で、リラックスしながら公園の景色を楽しむことができます。
ガイドが付いているので、パーク内の有名なスポットや歴史的な場所を説明しながら案内してくれます。
通常、30分~2時間程度のツアーがあり、ペディキャブならではの快適さとパーソナルなガイドで、広大なセントラルパークを効率的に観光することができます。